「あなたの好きなものは、何ですか」
こう聞かれたら、なんと答えますか。
とっさに、1つだけ好きなものを答えますか。
好きなものは、1つである必要はありません。
好きなものを聞かれて、1つしか答えられないのは寂しいことです。
好きなことは、いくつあってもかまいません。
時には100であってもいいのです。
年上の女性と付き合っていると、好きなものはたくさん出てきます。
「あれも好き、これも好き」と次から次へと指を指します。
たくさんのことに対して「好き」と言っていると、どれが本当に好きなのかわからなくなります。
しかし、彼女には、本当にどれも好きなのです。
私の彼女もいろいろなことに「好きだ。好きだ」と言います。
「ビーズアクセサリーが好き」
「長電話が好き」
「サスケが好き」
たくさんのことに好きだと言える人は、それだけたくさんのことに興味があるということです。
好奇心が旺盛で、彼女にとってみれば好きなものだらけに囲まれて生きているということです。
そこを理解してあげることが、年下の男性には必要です。
むしろ好きなことが1つだけというのはおかしな話で、たくさんあるほうが普通なのです。
好きなものがたくさんある人は、魅力的な人です。
「好きなものは何?」と聞いて「あれとこれと、それから……」と複数答えを出してしまう人のほうが、魅力的なのです。