女性の得意技の1つに「おしゃべり」があります。
これは年上の女性に限らず、女性全体に言えることです。
とにかくよく話します。
口から先に生まれてきたのではないかと思うくらいに、次々と話が続いていきます。
私は今、年上の女性と付き合っていますが、彼女もよく話が止まりません。
私が彼女とレストランで食事をしていたときのことです。
いつものことですが、彼女は食事中ずっと話しています。
私はその間、ただ聞くことに集中しています。
私も話したいことはあるのですが、彼女の話の熱が熱すぎて、割り込める状態ではありません。
私は「話さない状態」というより「話せない状態」になり、ただ聞いているわけです。
私の食事が終わるころに、ようやく彼女のおしゃべりが落ち着いてきます。
そしたら彼女は「もうおなかいっぱい」と言いますが、目の前の食事は全然減っていません。
つい私は「何も食べてないじゃん」と突っ込みを入れます。
しかし、こんなことは特別なことではなく「いつものこと」です。
彼女には、食べることより、話すことに満足を感じるようです。
女性の仕事が話すことであるならば、男性の仕事はその話を聞いてあげることです。
話を受け入れ、理解し、反論せず、うなずきながら聞くだけで、相手は満足してくれるのです。
何も食べなくても、精神的におなかいっぱいになって満足してくれます。
デートは「食べに連れて行く」より「しゃべりに連れて行く」という感じです。
私はいつも、おいしそうなレストランより、しゃべりやすそうなレストランを選ぶことにしています。