近距離恋愛と遠距離恋愛の別れ。
別れの難易度だけで考えれば、近距離恋愛より遠距離恋愛のほうが比較的簡単です。
近距離恋愛の場合、お互いの距離が近いと、別れたくても別れられない状況が発生しがちです。
近距離というメリットが、別れの場面ではデメリットになります。
同じ職場だったり同棲をしていたりすると、会いたくなくても会わなければいけません。
物理的に離れるには、退職や引っ越しが必要になり、別れに大きな作業が伴うこともあります。
そうしたことに比べると、遠距離恋愛は逆です。
付き合いを続けるときにはデメリットだった遠距離が、別れるときにはメリットになります。
最初から物理的に距離が離れているので、今まで意識していた連絡をやめるだけで疎遠になれます。
近距離恋愛の場合、別れ話は会って話すのがマナーです。
一方、遠距離恋愛の場合、距離があるため、別れ話を電話で済ませるのも許容範囲です。
もちろん電話でも納得するまで話し合いは必要ですが、近距離に比べると、手間や時間が少なくて済むでしょう。
「別れたい」と言って納得してもらえれば、別れが成立します。
付き合い続けるのは難しく、別れるのは簡単なのが、遠距離恋愛の特徴です。
一度別れを切り出すと、とんとん拍子で話が進み、後戻りができなくなる可能性があります。
別れを切り出す前には、よく考えておくことが大切です。