「辞めたい、辞めたい」と思っているだけでは、具体的な行動はできません。
退職の時期や方法の具合案を、頭の中だけで考えるのは難しい。
そんなときは、紙に書き出しましょう。
大きめの白紙を取り出します。
その紙に「私の退職計画」という題名を書いてみてください。
書く内容は、まだ決まっていなくてもかまいません。
とりあえず、題名だけ書いてみましょう。
これだけでいいのです。
題名だけですが、ひとまず退職計画書の最初の形が出来上がりました。
次に、抽象的でかまわないので、退職したい時期や方法を書き込んでいきましょう。
なぜ退職したいのか。
どんな企業に転職したいのか。
どれくらいの年収を希望するのか。
最初から正解は必要ありません。
あくまで希望として、思いつくことを書いてみましょう。
思いついた順番から書いてもかまいません。
書いた瞬間、曖昧だった思考が、明確になります。
考え直す余地はあるものの、退職計画が具体的になります。
後は勢いに乗ればいいのです。
頭で考えるのではなく、まず紙に書き出すことです。
全体を一度に考えるのもいいですが、一部ずつ考えていくほうが、考えを整理できます。
書けば書くほど、具体的になり、退職計画書らしくなります。
書きすぎてしまえば、後から消せばいい。
不足があれば、後から加えればいい。
改善すべきところがあれば、後から直せばいいのです。
誰かに見られるわけでもありません。
自分のための退職計画書ですから、思い切って書いて見ましょう。