執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

23

新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。

新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

一般的に、プレゼンに慣れていない初心者の多くは、入社したばかりの新人ではないでしょうか。

新人は、キャリアの長い先輩には敬意を払って、立場をわきまえます。

横柄な態度や命令するような言葉遣いは控えますね。

では、プレゼンのときはどうでしょうか。

「上司や先輩が目の前にいるから、控えめに発表したほうがいいのか」

その気持ち、よくわかります。

私も新人のころ、よく悩みました。

新人がおどおどする原因の1つに、聞き手が上司や先輩である場合もあります。

キャリアの長い人を目の前にして、横柄な態度を取りにくい。

結果として、声が小さくなって説得力の乏しい発表になるのです。

しかし、プレゼンの場になれば、別です。

壇上に上がれば、上司や先輩を目の前に、控えめになる必要はありません。

堂々と、はきはき発表しましょう。

たとえ、新人でプレゼンに慣れていない初心者でも、ベテランであるかのように、堂々と発表することです。

プレゼンで上司や先輩に気を使って、小さな声でおどおど発表するのはよくありません。

上司や先輩は、忙しい時間をやりくりして、プレゼンを見に来ています。

社運を左右するかもしれない大事な企画や提案を発表しようとしている。

壇上に上がれば、主役です。

自分がドラマの主役を演じるように、発表者が引っ張っていくのです。

その瞬間だけは、上下関係を忘れましょう。

プレゼン初心者が心がける基本(23)
  • 壇上に上がれば上下関係は忘れ、堂々とした態度ではきはき発言する。
プレゼンは芝居だ。
役者になって演じよう。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION