「疲れた」
旅行中の移動時には、電車やバスを利用することが多いことでしょう。
乗り物の種類によっては、網棚やロッカーのような、荷物の置き場があります。
疲れたときに手荷物を網棚に置きたくなりますね。
しかし、これは危険です。
置いてある荷物をこっそり持ち逃げする「置き引き」をされることがあるからです。
「きちんと見張っているから大丈夫」
そう思う人こそ、要注意です。
疲れているときは疲労のため、いつの間にか目をつぶって居眠りをしてしまうことがあります。
スリは、うっかり寝た一瞬の隙を狙います。
置き引きは、1秒あればできてしまいます。
海外旅行で疲れているとはいえ、財布やパスポートのような貴重品が入っている手荷物を、棚に置くのは厳禁です。
そもそも体から離すことが、タブーです。
海外旅行で外を歩いているときは、貴重品が入った手荷物だけは、どんなことがあっても体から離さないこと。
では、疲れたときの手荷物はどうすればいいのでしょうか。
抱いて寝ればいいのです。
これが、休むときの基本姿勢です。
抱いていれば、気づかれずに置き引きをすることはさすができないでしょう。
「一休み」と「安全」を両立させる方法なのです。