何でもYesと答えていると、思わぬ注文をしている場合があります。
優しい人なら、相手の機嫌を損ねたくないためにストレートにNoと言えず、曖昧な返事をする場合があります。
笑顔になりながら曖昧な返事で濁すのです。
そういう曖昧な返事をしていると、誤解を生む場合があります。
「Yesの意味なのだろう」と思われ、物を買わされてしまうことがあるのです。
店員とのやりとりで断りたいとき、簡単な言葉があります。
これは私が最もよく使っているキーフレーズの1つです。
「No Thank you.」です。
これは「不要です。結構です。お気持ちだけで十分です」という意味です。
単に「No」というだけではとげがありますが「No Thank you.」なら柔らかい表現になります。
ストレートに物を言いにくい日本人でも、口にできるはずです。
このキーフレーズは英語ではありますが、世界中どこでも使える一言です。
うまい断り方に困ったときには、とりあえず「No Thank you.」と言えば、何とか逃げられます。
言葉にかどがないにもかかわらず、ストレートに断るベストなキーフレーズなのです。