執筆者:水口貴博

隠れた才能を見つける30の方法

23

理由もわからずほっとするところに、才能あり。

理由もわからずほっとするところに、才能あり。 | 隠れた才能を見つける30の方法

私は昔から考えることが好きで、よく暇さえあればいろいろと考えていました。

何を考えていたのかというと、それこそ本当にいろいろなことについてです。

人生について、自分の将来について、自分について、勉強について、幸せについて……。

数を挙げれば切りがありません。

友人からは「よくぼうっとしているね」と言われるのですが、ほとんどの場合何か別のことを考えているときです。

私は、何もしないとつらいと感じてしまう性格です。

ぼうっとしているときこそ、物思いにふけるときです。

では、なぜそんなことをしていたのかというと、不思議なことにこれが自分でもよくわからないのです。

ただわかることは、考えているときはとてもほっとした落ち着いた気分でいられるということです。

わからないことが少しでもわかるようになるために、自然と集中していたとも言えるでしょう。

昔から考えるのは好きでしたが、正直その理由はなぜかというと「ただそれが好きだったから」くらいしか答えようがないのです。

友人にこのことを話すと「それは才能だよ」と言ってくれます。

案外、友人に言われると「そういえばそうとも言えるな」と思えるのです。

自分の隠れた才能は自分でもよくわからないところに存在します。

それをやっていると不思議と、ほっとした気分になるところに存在します。

それだけ自分では当たり前のことだし、気づけばそうしているのは、もはや習慣であり性質であり特質ということなのです。

自分の本質は、当たり前だと思うところに存在し、理由もわからずほっとできるところに存在しているのです。

隠れた才能を見つける方法(23)
  • すればほっとできることに、気づく。
「must」で考えるところに、才能は存在しない。

隠れた才能を見つける30の方法

  1. 才能は、好きなことの中にしか存在しない。
  2. 得点を気にしない。
    偏差値も気にしない。
    楽しい気持ちにだけ集中する。
  3. 人目を気にして、していることは、本当の好きではない。
  4. 間違えても、喜んでしまうことを探す。
  5. 意識的に行っていることは、本当の好きではない。
    本当の好きは、無意識にやっている。
  6. 競争はしない。
    一時的には効果はあっても、長続きはしない。
  7. 「どうすればもっと楽しめるか」を、もっと真剣に考える。
  8. コンプレックスに、才能が隠されている。
  9. 本当に好きなことは、難しくても楽しく感じてしまう。
  10. 得意なことというのは「先天的」。
    好きなことというのは「後天的」。
  11. 得意なことが好きなことになれば、怖いものはない。
  12. 三日坊主の数をこなそう。
  13. 小学生でもできる。
    才能は、○×の消去法で探し当てる。
  14. 本当に評価されるのは、実力ではない。
    何かを作って公開し、広く活用されること。
  15. 長く続けられることが才能。
  16. 「しなければならないこと」は身につかない。
    「したいこと」しか身につかない。
  17. 見栄、肩書、体裁から始まった才能は、1つもない。
  18. あなたが他人から、よく褒められることは何ですか。
  19. 厳しくつらい経験が、あなたを変える。
  20. 本当に好きなことは、毎日触れたいと願うもの。
  21. 「いつかしたい」と願うことは、それだけ強い気持ちがあるということ。
  22. 好きなことには、時間をかけたくなる。
  23. 理由もわからずほっとするところに、才能あり。
  24. 「must」で考えるところに、才能は存在しない。
  25. 邪魔をされてもやりたいこと。
    お金を出してでもやりたいこと。
  26. 「使命感」を感じ取っている人は、強く生きられる。
  27. 親からの影響を追い風にする人が成功する。
  28. 努力なしに経験できた出来事すべてを、肯定的に受け入れる。
  29. あなたの環境には2つある。
    外の環境と内の環境。
  30. 始まりはあっても、終わりはなくていい。

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