「もったいない」と感じる遠距離恋愛の体験談を見かけることがあります。
遠距離恋愛が終わる間際で破局した事例です。
まれな事例かと思いきや、意外と頻繁に見かけます。
普通に考えると、終わる間際まで来られたなら、むしろ遠距離恋愛は続けやすくなると思うでしょう。
もうゴールが見えているのですから、希望を持って続けやすくなるはずです。
しかし、実際の体験談を見ると、あと少しで終わるというときに破局した事例が少なくないのです。
なぜでしょうか。
原因は、油断です。
遠距離恋愛のゴールが見え始める時期になれば、だんだん安心する気持ちが出てきます。
「ここまで続けられれば、もう大丈夫だろう」
安心するのはいいのですが、その後がいけない。
「少しくらい連絡を怠けても、大丈夫だろう」
「たまにはルールをやぶってもいいのではないか」
「今まで頑張ったのだから、最後くらい、少し羽目を外してもいいよね」
安心だけでなく、気持ちまで緩めてしまい、油断するのです。
その結果、問題が発生しやすくなり、破局に至りやすくなるのです。
マラソン選手がゴール前に限って、転んだり抜かれたりするハプニングが起きやすい状況と同じです。
ゴールの手前には「油断」という魔物が潜んでいます。
遠距離恋愛のゴールが見え始めたときこそ、要注意。
ここで落とし穴に落ちると、今までの苦労が台無しです。
遠距離恋愛のゴールが見え始めても、まだ終わっていません。
最後まで油断せず、むしろ心を引き締めておくことが必要です。
最後まで油断しない人が、遠距離恋愛を無事に成功させるのです。