執筆者:水口貴博

飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

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椅子に座り続けるときは、エコノミークラス症候群に注意。

椅子に座り続けるときは、エコノミークラス症候群に注意。 | 飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

「エコノミークラス症候群」という言葉をご存じですか。

国内旅行とは違い、海外旅行になると、フライト時間は長時間にわたります。

状況によっては、飛行時間が10時間を超えることも珍しくありません。

それほど長時間を飛行機内で座り続けていると、下半身を圧迫するため、次第に足腰あたりの血の流れが悪くなります。

その結果、血管の中で血液が固まり固形物ができやすくなります。

急に立ち上がったタイミングで、その固形物が肺に詰まり、急にせきをしたり胸が痛くなったりするのです。

場合によっては、ショック死することもある恐ろしい病気です。

特にエコノミークラスでは、狭い座席であまり体を動かすことなく長時間座り続けることが多いため、発症率が高いのです。

このことから「エコノミークラス症候群」を呼ばれています。

ただし、エコノミークラス以外なら問題ないのかというと、そうではありません。

ビジネスクラスでも、あまり体を動かすことなく長時間座り続けていると、この現象になる可能性があります。

死にも関係するこの病気。

対策としては、適度に体を動かす機会を作ることです。

2時間に1回くらいは、わざと座席を立つ機会を作りましょう。

少し余分にトイレで席を立つといいでしょう。

またトイレ前で待っている間に、屈伸をしたり背伸びをしたりなど、足腰を積極的に動かします。

座席に座っているときも、前後左右の人の迷惑にならない程度に足を伸ばしたり背伸びをしたりするだけでも効果があります。

飛行機のエコノミークラスを快適にする方法(15)
  • 2時間に1回くらいは、体を動かす機会を作る。
赤ちゃんを乗せて飛行機に乗るときの5つのポイント。

飛行機のエコノミークラスを快適にする30の方法

  1. エコノミークラスの過ごし方こそ、旅全体の快適さに直結する。
  2. 空港は、早めに到着をしても暇つぶしができる場所。
  3. 手荷物検査で疑われても、いらいらしないコツ。
  4. 搭乗手続きが早めに終わったときほど、油断をしてしまう危険がある。
  5. 「出発時間」と「搭乗開始時間」のよくある勘違い。
  6. 飛行機の空席移動は、ハッチが閉まった直後を狙え。
  7. 飛行機内で座席の交代をお願いするなら、離陸する前がおすすめ。
  8. 応用が利く飛行機内のブランケットを、最大限に活用しよう。
  9. 飛行機のトイレで待たされない、3つのタイミング。
  10. なぜ飛行機内は、乾燥しているのか。
  11. 飛行機内の乾燥を防ぐ3つの対策。
  12. 肌の乾燥と喉の痛みに使えるマスク。
  13. 飛行機酔いをしやすい人が心がけたい、3つの対策。
  14. 座席に座るときには、隣の人に軽く挨拶をしてから座る。
  15. 椅子に座り続けるときは、エコノミークラス症候群に注意。
  16. 赤ちゃんを乗せて飛行機に乗るときの5つのポイント。
  17. 飛行機内で頻繁に使うであろうものは、収納スペースに入れない。
  18. 飛行機内をキャバクラと勘違いしない。
  19. 飛行機の中は、神様になれる場所。
  20. 通路側に座っている人が、窓の外の絶景を見られる唯一のチャンス。
  21. 自分が抱えている悩みは、小さいと気づかせてくれる場所。
  22. 寒さを我慢した影響は、後から波のように押し寄せてくる。
  23. 飛行機内でのお酒は、地上より酔いやすい。
  24. ロストバゲージを防ぐ簡単な方法。
  25. 旅の思い出にしばらく浸りたいとはいえ、古いネームタグをつけたままにしない。
  26. 飛行機内の「無料サービス」という誘惑に、惑わされないこと。
  27. 機内で現地の新聞を読んでおけば、旅行気分がより盛り上がる。
  28. 飛行機内のコーヒーは、敵にも味方にもなる。
  29. スリッパは、重宝する必需品。
  30. 帰りの飛行機内は、お土産を買える最後の場所。

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