飼っている猫に、人差し指を差し出してみましょう。
おそらく興味深く、飼い主の指のにおいを嗅ごうとするはずです。
餌を差し出しているなら興味を持つのはわかりますが、単に人差し指だけで興味を持つのは不思議です。
なぜ指を出しただけで反応するのでしょうか。
猫は、突起物が近づくと、何かを確かめるため、においを嗅ぎたくなる習性があります。
飼い主が指を差し出せば、猫は指先に興味を示し、クンクンとにおいを嗅ぎます。
さて、この習性を使えば、猫とお友人になりやすくなります。
公園で野生の猫とお友人になりたいとき、普通に近づけば逃げられることでしょう。
こういうときこそ、中腰になり、指を差し出しながら近づいてみましょう。
突き出た指先に興味を示し、近づくことを許してくれる可能性が大きくなります。