執筆者:水口貴博

夢を叶える30の方法

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寄り道をすると、思いもしない発見がある。脱線こそが、面白い。

寄り道をすると、思いもしない発見がある。脱線こそが、面白い。 | 夢を叶える30の方法

私は、小学生のころ、学校の帰りに、よく寄り道をしていました。

学校の帰り道というのは、開放感があり、つい道草をしてしまいます。

「今までと違った道を歩いてみよう。この先には何があるのかな」と、トムソーヤの冒険をしているようでした。

なぜ、学校帰りの道草は楽しいのでしょうか。

それは「脱線」だからです。

今までと同じ道では、新しい発見がありません。

決まりきった道や決まりきった風景などは悪いことではありませんが、さすがに毎日繰り返し見ていると、飽きてしまいます。

そうしたとき、つい寄り道をしてしまいます。

たまには違った道から帰ってみると、思いもしない抜け道があったりします。

いつもは通りすぎてしまう川でも、よく見てみると、魚が泳いでいることに気づきます。

魚を見たら、好奇心のある私は黙ってはいません。

学校から帰るだけだというのに、家に着くころには、よく泥んこになって帰ってきたものでした。

帰り道の距離が長くなってしまっても、楽しんでいましたから、全然気になりませんでした。

今思えば、そんな寄り道が、私に「学校では教えてくれないこと」を教えてくれました。

学校では、先生に「寄り道をしないで、まっすぐ家に帰りなさい」と言われます。

しかし、本当にまっすぐ帰ることは、正しいけれど、面白くないのです。

子どもたちが喜ぶのは「学校では教えてくれないこと」です。

「テストで良い点を取りなさい」と学校では教えこまれますが「悪い点を取りなさい」とは教えてくれません。

悪い点を取ってもいいのです。

悪い点を取ることで、自分にできない部分がわかっただけでも、子どもには大発見です。

しかし、学校では教えてくれません。

叱られます。

ストレスで学校からの帰り道に、寄り道をしたくなってしまうのです。

それで、脱線したくなるのです。

電車は脱線してしまうと、事故になってしまいますが、人生での脱線ではその人に、個性を与えてくれます。

学校では、みんなと同じようになるために強制させられます。

しかし、みんなと同じでは面白くありません。

寄り道をしてみることで、新しい発見ができれば、どんどん寄り道をしてもいいのです。

私は学校帰りの寄り道で「脱線」の大切さを学んだのです。

夢を叶える方法(27)
  • 寄り道をして、新しい発見をする。
ささいなことにもお礼を言う人が、モテる。

夢を叶える30の方法

  1. 夢を叶えるためには「行動」するだけでいい。
  2. 「今」が、ベストタイミング。
  3. 夢は、まず小さなことから始めることが大切。
  4. 能力は60パーセントでいい。
    熱意があるかどうかが大切。
  5. 夢を見つけるためには、好きなことをするだけでいい。
  6. 夢の邪魔をしている人は、誰でもない。
    自分なのだ。
  7. 夢を叶えるためには「本物」に触れるだけでいい。
  8. 「存在価値」は「笑顔の数」に比例する。
  9. 感動させることで、成功できる。
  10. 目標を紙に書けば、忘れがちな志を、確認できる。
  11. 与える人が、与えられる。
  12. 社会では、人々の幸せに貢献できた人が、評価される。
  13. チャンスがなければ、チャンスがあるところへ、自分から行けばいい。
  14. 1人ですべてを抱え込まない。
    みんなで力を合わせればいい。
  15. 痛いことでも、受け身ができれば、痛くない。
  16. なにより貴い「夢」がたった1つあれば、それだけで「生きる原動力」になる。
  17. 学校を卒業してからのほうが、勉強がしたくなる。
  18. 夢は1つ。
    手段は、無限。
  19. 好きな人のために頑張ると、一生懸命になれる。
  20. 楽しませることを楽しむ人が、成功する。
  21. 口に出して言えば、夢が叶う。
  22. お金持ちが夢を叶えるのではない。
    夢がお金を呼び込むのだ。
  23. 夢とつながりのないことを、夢につなげるだけでいい。
  24. ダメでもいいから、挑戦することが大切。
  25. 説教の中にこそ、先人たちの知恵がある。
  26. 失敗をすればするほど、成功に近づいている。
  27. 寄り道をすると、思いもしない発見がある。
    脱線こそが、面白い。
  28. ささいなことにもお礼を言う人が、モテる。
  29. 「面倒を見てもらっている」と言う人が、愛される。
  30. 夢を叶えるためには、人生全体を捧げるくらいの覚悟が必要だ。

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