初対面の相手とは、名刺交換をすることがあります。
受け取った名刺は、名刺入れにすぐしまいません。
名刺は、会話が終わるまで、机の上の見やすい位置に置くのがマナーです。
いつでも名前を確認できるため、便利です。
さて、名刺を机の上に置くという点について、もう少し考えてみましょう。
机の上に名刺を直接置くのもいいのですが、実はもう少し丁寧なマナーがあります。
受け取った名刺は、名刺入れの上に置くのです。
机の上が、常に清潔とは限りません。
机の上が汚れている場合、名刺を机に置いたとき、名刺まで汚れてしまいます。
また、冷たい飲み物の場合、結露による水滴が名刺に触れて、湿ってしまうこともあるでしょう。
名刺は、その人の分身です。
受け取った名刺をその場で汚すようなことは、決してあってはなりません。
こうした状況を防ぐために、受け取った名刺は、名刺入れの上に置けば安心です。
たとえ机が汚れていても、名刺入れが土台の役目を果たすため、汚れを防げます。
また、名刺入れの上に置かれた名刺は、見た目も大事に扱われている印象になるため、好印象です。
さらに、話が終わって名刺をしまう際も、名刺入れがそばにあれば、片付ける動作がスムーズになります。
名刺はその人の分身ですから、できるだけ丁寧に扱うように心がけましょう。