執筆者:水口貴博

心のきれいな生活を送る30の方法

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新しい物を買うより、メンテナンスをしたほうが、生活は豊かになる。

新しい物を買うより、メンテナンスをしたほうが、生活は豊かになる。 | 心のきれいな生活を送る30の方法

生活の中で「新しい」ことがあれば、それで新鮮です。

しかし、新しいだけがよいことではありません。

むしろ今まで使っていた物をメンテナンスすることのほうが、豊かな暮らしにつながります。

何でもかんでも新しい物を求めていると、物に対して思いやりがなくなります。

「どうせ新しいもの買うから、適当に使ってしまおう」となります。

この「どうせ」がいけません。

物を扱うときに「どうせ」が入ってしまうと、物に対して思いやりがなくなります。

すべてをメンテナンスしよう、とは言いません。

けれど、せめて自分が大好きなもの1つでも、新しいものに買い換えるのではなく、メンテナンスをして長持ちさせましょう。

私が今一番大切にしている物は、日記です。

私が19歳のころから、1日も欠かさず書いている日記は、もう6年目に入りました。

「あのときの思い出は本当にあったことなのだろうか? もしかしたら夢だったのではないか?」と思うことがしばしばあります。

しかし、日記を読み返すと、たしかに「あのときの自分」がいます。

さすがに6年も前の日記を読み返すと、涙が出てきます。

今まで読んだどんな本より、自分にはかけがえのない本です。

私は日記だけは、しっかりメンテナンスをするようにしています。

というより、これだけ情のこもった日記をメンテナンスしないわけにはいかないというのが正直なところです。

思い出がたくさん詰まっている分、破れていたらセロハンテープでとめています。

もうぼろぼろの日記ではありますが、メンテナンスをしていますから、まだまだ何度でも読み返せます。

このように生活の中に1つでも、メンテナンスを行うことで、長い人生を一緒に歩める物とのお付き合いができるようになります。

長い人生を一緒にお付き合いしていく物は、きちんとメンテナンスを行うことが必要なのです。

心のきれいな生活を送る方法(17)
  • お気に入りの物は、きちんとメンテナンスする。
収納に余裕を持たせることで、見た目も出し入れもすっきりする。

心のきれいな生活を送る30の方法

  1. 心をきれいにするから、きれいな生活も実現する。
  2. 「気づくセンサー」を持つ人が、きれい生活を送ることができる。
  3. 気づくセンサーを磨く一番簡単な方法は、本を読むこと。
  4. 言葉遣いに敏感になると、人間関係がうまくなる。
  5. 主観的より客観的になると、かっこいい。
  6. 人の本当の心は、ささいなことほど浮き彫りになる。
  7. 嫌なことは、時間に任せて解決する。
  8. ごみを拾えば拾うほど、心がきれいになって運もよくなる。
    ごみを拾うだけで、あなたは神様になれる。
  9. 部屋を片付けると、心の中も片付く。
  10. トラブルのない生活を送っている人は、後ろのことも考えている人。
  11. 好きな映画を何度も見て、違った角度から楽しんでみよう。
  12. 本当に必要な物だけ買う。
    「限定品」という言葉に踊らされない。
  13. 服をきれいにたためると、新品に見えてくる。
  14. 好きな色は何ですか。
    それがあなたの「自分色」。
  15. 季節に応じて、洋服をきちんと入れ替える。
  16. 心の新陳代謝は「初めて」を経験することで、活性化される。
  17. 新しい物を買うより、メンテナンスをしたほうが、生活は豊かになる。
  18. 収納に余裕を持たせることで、見た目も出し入れもすっきりする。
  19. ブランド品が高額である理由は、歴史と文化が加わっているから。
  20. 高級ブランドでしか、おしゃれができないのはやめる。
  21. お花見以外のシーズンにも、花を楽しもう。
  22. 田舎では緑から、都会ではショーウインドーから、季節を感じる。
  23. お店で、感じのいい断り方を身につけよう。
  24. ぴったりの物が見つかるまで、無駄な物は買わない。
  25. あなたの足の状態に、あなたの品性が表れる。
  26. 表情には、言葉以上の表現力がある。
  27. いらない物を捨てることで、生活に活力がみなぎってくる。
  28. レストランで、2人以上で食事をするときほど、声の大きさに気をつける。
  29. 間違えやすい名前でも、きちんと呼べるようにしよう。
  30. あなたの体は、神様からの「借り物」。

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