執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

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歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。

歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

マウスの寿命は、個体差もありますが、およそ25カ月です。

人でいう高齢にあたる19カ月のネズミを、1カ月間、回し車で運動をさせるという実験が行われました。

その結果、ネズミの運動能力は向上しました。

そればかりか、脳内では失いかけていた神経細胞のネットワークが再構築され、若々しさを取り戻した、という結果も出ました。

薬をまったく使わず、運動量を増やすという単純な方法ですが、薬を使った治療以上に大きな効果を上げました。

ネズミを使った実験ではありますが、人についても同じです。

歩くことは、誰でも気軽に行える、体と脳の健康を保つ方法です。

歩くことほど、体のさまざまな部位の筋肉を一度に動かす動作はありません。

歩く習慣を継続することで、体全身の衰えかけている筋肉が鍛えられ、若々しさを取り戻す効果があります。

また「歩く」ということは「外に出る」ということです。

それはつまり、五感を通してさまざまな刺激を得るきっかけになります。

美しい風景を見たり、鳥の声を聞いたり、野花を手でつまんでにおいを嗅いだり、時には食べ歩くこともあるでしょう。

五感を刺激させるため、脳全体をバランスよく刺激できます。

歩くことは、認知症にも効果があるのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(2)
  • 歩くことで、体と脳の若々しさを、維持する。
大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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