執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

30

「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

学生までは授業の中に体育があるので、定期的に運動する機会がありました。

半強制的に体を動かす機会があったので、太りにくい状態でした。

しかし、社会人になってからがらりと変わります。

多くの職種でコンピューターが導入され、座っている時間が多くなり、運動不足が増えています。

そこで、社内ではよく次のような会話を耳にします。

「散歩が体にいいのは知っているよ。いつかやろうと思っているんだ」

「時間ができれば、やるつもりだ」

「時間ができる夏休みごろから始めようと思っている」

しかし、残念ながら「いつかやろう」と思っている人に限って、いつまでもすることはありません。

「いつかやろう」というのは、後延ばしの習慣です。

この習慣を改善しないかぎり、いつまで経ってもできません。

時間ができるであろう週末や連休も、たいていほかの予定が入ってしまい、散歩の優先順位が下がってしまいます。

いつまで経っても、習慣になりません。

この習慣を改善できるかどうかは、今です。

「いつかやろう」を「今すぐやろう」へと変えましょう。

これが意識改革です。

今すぐ行動を始めれば、未来が変わります。

たとえば、いきなりですが、今日これからは無理ですか。

「え! さすがに今からは……」

そこです。

「ちょっと今は無理」と思っているのでは、明日もあさっても、また同じように思うでしょう。

それでは人生は変わらない。

いつかやろうと思っていたことを、たった今からやる。

これで人生は変わるのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(30)
  • 「いつかしよう」と思っていた散歩を、今すぐ始める。
まとめ

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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