執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

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「階段」と思うから疲れが出る。「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。

「階段」と思うから疲れが出る。「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

ピクニックをするとき、主に坂道ばかりを歩くことになるでしょう。

坂道をピクニックのコースと思うと、疲れが感じられにくいです。

「ピクニックのコースだ」と思うことで、大変さを受け入れる心の準備ができるためです。

ピクニックに限らず、登山でも同じです。

登山の道も、登っていて疲れを感じても、何か受け入れられます。

「登山コースだ」と思うことで、大変さを受け入れる心の準備ができるためです。

そもそも大変なのが前提としてあるので、多少疲れていても当然のことで、気になりません。

むしろ、登ることの楽しさや喜びが感じられやすくなります。

しかも、そういうときの疲れというのは、何か「気持ちのいい疲れ」です。

疲れると「いい運動ができたなあ。体によさそうだ」と思います。

そう思うから、そう感じます。

よくよく考えてみると、これは普段の生活にも応用ができます。

日常生活の中で階段を上がるとき「階段だ」と思うから疲れます。

そこで考え方を変えましょう。

「散歩コースだ」と思います。

「散歩コースだ」と思うことで、大変さを受け入れる心の準備ができ、不思議と階段を楽しく上がれるようになります。

疲れて嫌だと思えなくなり、疲れていい運動ができたなあと前向きな気分になれるのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(26)
  • 階段を見たとき「散歩コースだ」と考える。
タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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