執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

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散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。省略したくてもしないほうがいい。

散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。省略したくてもしないほうがいい。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

散歩をする前には、ストレッチ運動をしてから、歩き始めます。

ストレッチは、あらかじめ体の筋を伸ばして、けがを未然に防ぐ意味があります。

「ストレッチなんて面倒」

そう来ると思いました。

人によっては、ストレッチに対して 効果の疑いを抱いている人もいます。

「そんなことをして本当に意味があるのか」と思います。

「ストレッチをしてもしなくても変わらないだろう」と軽んじる。

たしかに体力や運動に自信のある人なら、いちいち準備運動をすることのほどでもないと思います。

しかし、そうではありません。

ストレッチは、けがを未然に防ぐという体への作用だけではありません。

実は、心への作用もあります。

気分を高めるためにします。

ストレッチを伸ばす、ほんの3分の時間があるだけで、散歩はもっと楽しくなります。

オープニングです。

「さあ、これから歩くぞ」と気分が高ぶってきます。

これが一番大切です。

やはり散歩は楽しくなくてはなりません。

面白い映画は、オープニングが上手に構成されています。

すでにオープニングから、わくわくさせるようになっています。

「オープニングはいらない。早く物語が始まればいいのに」と思っているのでは、本当の映画は楽しめません。

本編に向けて気分を盛り上げ、より映画を楽しめることができるようにするために、あえてオープニングが用意されています。

ジェットコースターの山を登っているような瞬間です。

少しずつ気分を盛り上げていくから、いい。

散歩もそうです。

ストレッチという準備体操は、オープニングです。

ストレッチなんてすぐ飛ばして、さっさと歩き始めたい人がほとんどでしょう。

しかし、けが防止はもちろんのこと、気分を盛り上げ、より散歩を楽しむためにするのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(11)
  • ストレッチというオープニングを、省略しないようにする。
博物館は、歩かされる散歩スポット。

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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