基本的に、女性が男性にアドバイスをすると、男性は気分を害します。
上から命令されたような印象を受け、プライドが傷つくからです。
女性は、男性との会話でアドバイスはしないほうがいいでしょう。
しかし、やはり会話の中でアドバイスをしたくなるときがあります。
明らかに間違っていることを言ったり、同意できなかったりする内容には、アドバイスの一言も言いたくなるものです。
どうしても言いたいことがあるのに、我慢をするのも、もどかしいですね。
どうしてもアドバイスをしたいときの上手な伝え方があります。
尋ねるような言い方にしてみましょう。
「Aにしたほうがいい」というより「Aにしてみるのはどうかな?」と言ってみます。
「違うよ」と断定した言い方ではなく「ほかの方法はどう?」と言ってみます。
命令するような言い方ではなく、尋ねるような言い方です。
疑問形に変えると、やんわりした表現になります。
言葉遣いを少し変えるだけですが、男性は素直に言葉を聞き入れてくれるようになります。
コミュニケーションは、男女共通ではありません。
男性には男性向けの、上手な言葉遣いがあるのです。