執筆者:水口貴博

魅力的な文章を書く30の方法

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わくわくさせる「演出」を、するだけでいい。

わくわくさせる「演出」を、するだけでいい。 | 魅力的な文章を書く30の方法

読み手に、わくわくしてもらうために、文章の中に「演出」を仕込んでみましょう。

演出は、色であったり、文字の大きさであったり、形であったりします。

私は先日、ブックカバーが透明色のおしゃれな本を見つけました。

つい気になり、手にとってしまいました。

これは、著者からのすてきな演出です。

ブックカバーを透明色にして、ほかの本と差別化を図ることで、読者の注意を集めることができたのです。

私はいつも本の中では、最初と最後に「はじめに大切なこと」と「最後に大切なこと」というフレーズを書くことにしています。

このフレーズは、私から読者への1つの演出です。

無味乾燥に文字を並べているだけでは、いまひとつ面白くありません。

文章の中に強弱のリズムをつけることで、わくわくする文章に変わります。

最初の文章に「はじめに大切なこと」と書いて強調することで「何が始まるんだろう」と読者の興味を引き出します。

私は、最初と最後に、最重要な文章を必ずもってきています。

文章の最初と最後に、締めを作ることで、文章をうまくまとめる効果もあります。

魅力的な文章を書く方法(25)
  • 文章の中で、読者をわくわくさせるような工夫をする。
量をこなせば、夢が叶う。

魅力的な文章を書く30の方法

  1. 書きたいところから、書けばいい。
  2. 自分らしい文章を書くためには、力みすぎないことが大切。
  3. フォントで、文章のイメージが決まる。
  4. 真っ白な分厚めの紙を使うと、文章の評価が上がる。
  5. 一度にたくさん話すのではなく、1項目につき1つだけに絞ると、読み手は理解しやすくなる。
  6. 一気に書ききる「短期集中」のほうが、質が上がる。
  7. たくさんの色を使いすぎると、どこが大切なのか、読み手が混乱する。
  8. 長い1文は、お説教になってしまう。
    短い1文は、名文になる。
  9. 横書きは、横書きだけに統一する。
  10. 人生経験の奥深さが、文章の奥深さになっていく。
  11. 太字がない本のほうが、実は学びが深くなる。
  12. 抽象的なエピソードは、わかりにくい。
    具体的なエピソードが、面白い。
  13. 夜書いた文章を、朝、冷静になって読んで意味が通るなら、大丈夫。
  14. 書き手の波長と同じ読者が集まる。
    読み手の波長は、一致する。
  15. 「括弧」を使うと、読みやすくて理解しやすくなる。
  16. 口で言えないことは、文字にして伝えると、うまくいく。
  17. メールには、縁もゆかりもない人同士を引き付ける力がある。
  18. 悪口をやめて、褒める文章にすることで、明るい文章が出来上がる。
  19. 表現方法は、文章だけでない。
    音楽、演技、絵画、形でも、立派な表現ができる。
  20. 作家になりたいという「夢」があるなら、頼まれる前に書いている。
  21. キャッチフレーズがあるだけで、たくさんの人が引き寄せられていく。
  22. 「書くこと」は「自分を発見すること」だ。
  23. 「新しさ」が、文章の魅力になる。
  24. 「アイデア」は、大当たりの宝くじ。
    ふと浮かんだアイデアで、魅力を表現できる。
  25. わくわくさせる「演出」を、するだけでいい。
  26. 量をこなせば、夢が叶う。
  27. 読者を励ますフレーズがあれば、明るい締めくくりができる。
  28. 気持ちを共有できる文章を書くと、読者のストレスが軽くなる。
  29. 物事の善悪や成否は、説得力によって、決まる。
    一番大切なのは、説得力だ。
  30. 書き方は、自分で作る。
    自分が作る書き方こそ、自分らしい書き方。

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