神社にお参りをすれば、運がよくなる。
お守りを持っていれば、神様が守ってくれる。
占いのとおりにすれば、うまくいく。
神秘的なことを、本当に信じ込んでいる人をよく見かけます。
神社にお参りすることや、お守り、占いがいけないことだと言っているわけではありません。
ただ、自分は何も努力しないのに、神様仏様に「何かしてもらおう」という態度に問題があると言いたいのです。
神様、仏様に何かをしてもらおうという考えや行為に、問題があります。
自分が何もせず、神様仏様に頑張ってもらうという態度は、横柄です。
実際に神社にお参りして、運が本当によくなった話を聞きます。
それはお参りすることで、自分の心に区切りがついたからです。
「自分は運がよくなるに違いない」と強く信じることができ、本来ある自分の力を引き出すことができているからです。
心の問題です。
お守りを持っていて、本当に幸運になる人は、お守りの力ではありません。
「私は必ず、うまくいく」と、お守りという存在が精神面において強い支えとなっているから、幸運へとつながっているのです。
お守りそのものが何かをしているわけではなく、心の支えの1つとして活用することができています。
本来の自分の力を引き出すために、神社やお守り、占いを活用しているからです。