どんな男性でも、女性の前ではかっこいいところを見せたいと思うもの。
スマートな対応を見せて、尊敬されたい。
仕事で成功したことを報告して、立派に見られたい。
ところが時には、やはり女性の前で見苦しい姿を見せてしまうことがあります。
単純な間違いをすることもあれば、恥ずかしい勘違いをすることもある。
明らかな失敗で大恥をかくこともあるでしょう。
そんなとき、男性にモテる女性とモテない女性とで、対応に差があります。
男性にモテない女性は、男性の失敗を厳しい言葉で責めます。
「ださい」
「男らしくない」
「もっとしっかりしてよ」
「見ているこちらまで恥ずかしい」
「そんなこともできないなんて情けない」
女性としては、強い言葉で励ましているつもりです。
ところが男性にとっては、プライドをずたずたに切り裂かれたように感じます。
恥ずかしい姿を見られただけでなく、プライドを傷つくことまで言われるのは、二重の苦しみ。
面目がなくなり、その女性に抵抗感を持つのです。
一方、男性に好かれる女性の場合、男性の失敗を優しい言葉で励まします。
「すごく頑張っていたよね。かっこよかったよ」
「十分頑張っていたよね。すごい」
「大丈夫だよ。これから上向きになるよ」
「また次があるよ。次はきっとうまくいくよ」
「私はいつも味方だよ。できることがあったら言ってね」
落ち込んでいるときに優しい言葉で励まされると、ほっと安心するでしょう。
優しい母と接しているような錯覚を覚え、気持ちが緩むでしょう。
普通のときに励まされるより、落ち込んでいるときに励まされるほうが、喜びを強く感じます。
男性の失敗に接したとき、心の距離を近づけるチャンスにするかどうかは、女性の言葉しだいです。