一番大切な習慣は「バランス」です。
常にバランスを意識して物事を進めていくことは、最も大事なこと。
偏りがあるとは、もう一方が不足したり悪くなっていたりしているということです。
偏りが大きければ大きいほど、バランスを崩していることになります。
たとえば、食事です。
食事でもバランスが大切です。
栄養の偏った食事をしていると、健康になるどころか、逆に体調を崩してしまいます。
「肉だけ」「パンだけ」という偏った食生活ではなく、さまざまな食材を幅広く食べるというバランスが大切です。
健康オタクの人は、病気になりやすいという統計をご存じですか。
普通に考えれば、健康に関心の強い健康オタクの人は、一般より健康であるように思えます。
しかし、サプリメントで栄養を補おうとしているため、かえって栄養が偏ります。
健康になっているようで、実は大きな効果は得られていない。
むしろ偏りが大きいため、健康に悪いとさえ言えます。
また仕事とプライベートもバランスが大切と言われます。
仕事だけの仕事中毒になっていては、息抜きをする時間がなくなり、疲れもたまります。
仕事だけに集中すれば、成果をしっかり発揮できそうですが、仕事だけではストレスを吐き出す余裕がなく、効率が悪くなります。
もし交際相手がいるなら、会ったりデートしたりする時間がなくなり、交際にも悪影響が出ます。
ましてや既婚者や子持ちの人なら、パートナーや子どもたちと一緒にいる時間が減り、冷めた家庭になりかねない。
家族のために働いていても、これでは何のために働いているのかわかりません。
いくら仕事で一生懸命になっていたとしても「○○だけ」「○○ばかり」という偏りは、逆に不幸を招きかねないのです。
幸せな人は、常にバランスを意識して生活することが習慣になっています。
食事の栄養、仕事と家庭の両立など、常にバランスを心がけるようにしています。