いくら仲間とはいえ、ライバルのように感じることがあります。
自分の目当ての人と狙いがかぶったときです。
目当ての異性が、ほかの人と楽しく話をしていました。
男女が盛り上がって、あと少しでカップルになりそうな雰囲気です。
目当ての人がいると、たとえ仲間が仲良さそうにしていても、嫉妬してしまいます。
少し遠くから嫉妬してしまうのです。
嫉妬で終われば、まだいいほうです。
さらに悪行を犯す人がいます。
「何とかして奪う方法はないか」と、あくどい考えを始めるのです。
そういうとき、ふと、あくどい考えが浮かぶのです。
たまたま仲間がトイレで席を外したときです。
目当ての異性に近寄って、耳打ちします。
「あの人、口先がうまいだけだから気をつけたほうがいいよ」
仲良くしていた相手の悪口を伝えることで、決別を促そうとします。
「いい人だと思っていたけれど、実は危ない人だったのか。助けてくれてどうもありがとう」
悪口を言った人は、助けてくれたかように思え、好感を持たれます。
一方、悪口を言われた仲間は、うまくいきかけていた関係を壊されます。
上手な異性を奪う方法に思えますが、これはよくありません。
絶対にやってはいけない異性の奪い方です。
たとえ、異性を奪うことができたとしても、必ず仲間と関係がこじれます。
こうした仲間を売るような異性の獲得方法は、絶対にやってはいけません。
仲間から反感を抱かれるどころか、場合によっては絶縁になりかねません。
異性を奪うことができても、仲間との関係がうまくいかなくなっては意味がありません。
合コンが開けられるのも、仲間のおかげです。
合コンのマナーとして気をつけておきましょう。