幸せを手に入れに行く毎日を送っていると、大変なことももちろんあります。
そのときは大変でも、後から考えてみると「あのときは、幸せであったな」と気づきます。
人が昔を懐かしむ感覚と同じです。
つらい経験をしている最中は「ああ大変だな」と思ってしまいますが、後から昔を振り返ってみると「懐かしいな」と感じます。
子どものころは、初めての経験ばかりですが、今になって考えると「懐かしいな。頑張っていたな」と、目がうるうるしてきます。
幸せをつかみに行く最中も、幸せであることに気づきましょう。
「手に入れたい物は、まだあんなに遠くにある」
後から考えると、手に入れようと頑張っている最中も、幸せであったことに気づくのです。
幸せは案外、つかみに行くというより、気づくものなのです。
あなたが今おかれている状況は、あと数年も経って振り返るとき「懐かしいな」と感じます。
むしろ「あのころの自分があったから、今このように幸せでいられるんだな」と、気づきます。
幸せは、つかみに行くプロセスが、もうすでに幸せなのです。