「あの人に振り向いてもらいたい」
そう思ったとき私たちは、1番の存在を目指そうとしがちです。
「誰よりもかっこよくなりたい、美しくなりたい」
「誰よりも話上手になりたい、聞き上手になりたい」
「誰よりも好かれる人になりたい、愛される人になりたい」
たしかに他の人よりレベルが高くなれば、注目されやすくなり、恋愛でも有利な立場になれるでしょう。
1番を目指すことは、自分を高めることにもつながり、成長も促せます。
しかし、1番は1人しかいません。
ある分野の1番を目指そうとすると、同じことを目指す人はほかにも大勢いるため、競争が生まれます。
消耗戦になり、片思いがつらくなるのです。
1番の存在になろうとするのではありません。
唯一の存在になろうとするのです。
唯一の存在とは「世界であなただけ」ということです。
片思いを成就させたければ、2人の間に、交代や比較できない要素をたくさん作ることが大切です。
唯一の存在には競争がありません。
唯一の存在になることができれば、競争しなくて済むので楽です。
そのうえ交代や比較ができないため、ほかの異性と差をつけやすくなります。
唯一の存在になれば、結果として、1番の存在にもなれます。
1番の存在ではなく、唯一の存在になるように心がけましょう。
「ほかに代わりの人がいない」「あなたでないといけない」と言われるようになります。