家族とは、運命共同体です。
個人として別々に存在していますが、実際はつながりがあります。
切りたくても切れない、太いつながりです。
家族の1人に何かあれば、自分のことのように考えるものです。
たとえば、父親が病に倒れて、入院することになったとします。
やはり心配です。
父親の様態は、自分の様態であるかのように、心配するでしょう。
父親の病名は、自分の病名を聞かされるようなものです。
治療が成功して、父の様態が回復すれば、父親本人だけでなく、家族全員がほっとします。
父の快気祝いは、自分の快気祝いのようなものです。
家族に起こる出来事のすべてを、家族全員でわかち合います。
家族とは、運命共同体である意識を持つことです。
1人の行動が、全体に影響します。
自分は1人でも、家族全体を喜ばせたり悲しませたりする存在です。
さて、このことからもう1つ、大切なことに気づきませんか。
自分が幸せになりたければ、家族を幸せにすればいいのです。
家族を幸せにすることは、自分が幸せになることでもあります。
まず家族の幸せを手伝い、家族みんなを喜ばせましょう。
家族の幸せは、自分の幸せにつながります。
自分が幸せになると、さらに家族も幸せになります。
この繰り返しなのです。