芸術は、破壊と創造の繰り返しです。
「創造と破壊」ではありません。
「破壊と創造」です。
順番が大切です。
「破壊するから、創造ができる」という考えです。
できたものを見て「おや、ここがよくない」と見つけて、破壊します。
破壊するから、新しいものを生み出す余地が生まれます。
より良いものを作っては「おや、ここがよくない」と、また破壊します。
芸術は、破壊と創造を繰り返しながら、より良いものを作る作業です。
終わりがありません。
終わりがないため、追求すればするほど、より良いものが出来上がります。
より良いものを作ることができる可能性を、秘めています。
すべての芸術は、破壊と創造を繰り返し、完成させていきます。
家族も、芸術と同じです。
破壊と創造を繰り返しながら、成長させていくものです。
家族とはいえ、いつも仲がいいわけではありません。
時には、喧嘩をすることもあります。
喧嘩をして仲が悪くなっても、終わりにするのではありません。
仲直りをすることで、以前より深い絆が結ばれます。
これを繰り返すことで、家族という大きな芸術作品を作り上げていきます。
家族とともにする時間は、芸術活動です。
喜怒哀楽は、芸術そのものです。
たくさんの破壊と創造を繰り返しながら、家族という芸術を、成長させていきましょう。