執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

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散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。

散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

歩くことは、なかなか具体的な効果が見えにくいのが難点です。

いえ、効果がわかるといえばわかります。

しばらく歩いていると、気分が高揚したり気持ちが前向きになったりする実感はあるでしょう。

しかし、どれも「感覚」として感じられます。

肝心の「具体的な数字」として見えることはありません。

そのため散歩を始めてみたものの、しばらくすれば、やめてしまいがちです。

何でもそうですが、続けるコツは、結果や変化が目に見えることです。

行動によって、何がどう変わったのかが感じられると、続けやすくなります。

何のことはない、具体的な数字が出せるようにすればいい。

そこでおすすめするのは「歩数計」です。

ご存じのとおり、歩数計は歩いた歩数がわかる機械です。

これがあるかないかで、散歩の習慣が継続できるか否かが決まるといっても過言ではありません。

しかも歩いた具体的な歩数が、リアルタイムでわかります。

これがあると、散歩をする距離が伸びやすくなります。

1,400歩まで歩けば「切りのいい2,000歩までは歩こう」と思います。

4,300歩なら「切りのいい5,000歩まで歩こう」と思います。

効果が目に見える上、切りのいい歩数まで歩こうとするため、歩く距離が伸びやすくなります。

少し高機能の歩数計なら、歩数だけでなく、さまざまな結果も計測できます。

1週間分の合計歩数、消費カロリー、距離なども計測ができるものがあります。

余裕があれば、散歩日記をつけてみてもいいでしょう。

「6月28日 3214歩。6月29日5520歩。6月30日6720歩」という具合に、結果を紙に書いて記録します。

具体的な数字がわかり、記録を付け始めると、なぜか続けられるようになります。

数字がどんどんカウントされ、記録が付けられ始めると、維持したくなるのが人間です。

そういう工夫をしてみましょう。

散歩を続ける工夫は難しそうですが、簡単なのです。

早朝の散歩習慣のすすめ(22)
  • 歩数計をつけて歩く。
くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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