執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

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倒れるときも、ただでは倒れない。何とか前に倒れようと努力する。

倒れるときも、ただでは倒れない。何とか前に倒れようと努力する。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

世の中、何でもうまくできる人はいません。

行動には、必ず失敗がつきものです。

私も失敗は何度となく経験してきましたし、おそらくあなたも失敗は数え切れないほど経験してきたことでしょう。

こうした誰にでもある失敗をするとき、できる人はどのような失敗の仕方をするのでしょうか。

できる人が失敗をするときは、後ろではなく、前へ倒れようとします。

前に倒れたほうが、倒れながら前へと進めるからです。

言い換えれば「悪あがき」です。

これはテストのときによくあることです。

まったく勉強していないテストのとき、わからない問題はわかりません。

特に歴史の問題は、知らないことは知らないし、両手を合わせて神に祈ったところで答えが舞い降りてくることはありません。

そのため答案用紙を白紙にしたまま、提出してしまう人がいます。

しかし、白紙にしないほうがいいのです。

そこで、もう一踏ん張り、悪あがきをしてほしいのです。

どうせわからなければ、何でもいいから書いてしまったほうが、可能性があります。

会社のプレゼンのときです。

不採用になっても提出しましょう。

もちろん結果は同じです。

ダメなものは、ダメです。

しかし、見る側には「積極性」を感じます。

同じ不採用でも、目に見えないところで評価が変わってきます。

うまくいかないときでも、少しでも駒を前に進めることができるように「悪あがき」をすることが大切なのです。

差は、そうした小さなところから生まれるものなのです。

ほかの人と差をつける仕事術(12)
  • 倒れるときは、前に倒れる。
だらだら話す人からは、走って逃げろ。

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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