執筆者:水口貴博

仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

  • 上司に言われた衝撃の一言。
    「速く完璧にしなさい」
仕事が速く完璧にできる人になる30の方法

上司に言われた衝撃の一言。
「速く完璧にしなさい」

私が社会に出たとき、上司から頼まれた仕事は「速く完璧に仕上げろ」ということでした。
社会に出たときに、まず誰しもこうした指示を受けるため、驚くことでしょう。
「速く」と「完璧」は、矛盾しています。

経験量が、仕事の質を上げる。

スピードを速くし、完璧にできるようになるために大切なことは何でしょうか。
やはり最も重要なことは、次のポイントです。
経験です。

メモを取ることが、スピードと質を上げるポイント。

仕事を速く、完璧にこなすための重要なポイントは、全世界すべての人に共通します。
あっけない一言ですが、重要なポイントです。
それが「メモを取ること」です。

ノウハウを、惜しみなくプレゼントしよう。

自分が一生懸命に努力をしてようやく知りえた情報を、他人に軽く教えてしまうことには抵抗があります。
「こんなに努力したことを、簡単に人には教えてやらないぞ」という気持ちになります。
血と汗の混じったノウハウ、技能、情報は、思い入れが強く、そう簡単に他人に教えてやるものかと思ってしまうものです。

腰が低い人ほど、仕事ができるようになる。

腰が高い人は、偉い人に多い態度ですが、往々にして「偉そうに見えているだけ」になっています。
偉そうな人、あなたの周りにもいませんか。
「おい。これをやれ」

議事録は、すべてを書こうと努力する。

会議のやりとりや内容を書きとめた「議事録」と呼ばれる書類を作ることも、新人の仕事の1つです。
私も議事録を何度も作らされた経験があります。
新人が会議に出席すると、必ずといっていいほど議事録を取る担当になります。

仕事をたくさん抱えているときは、メモを作って、デスクに張る。

人間の記憶力にも限界があります。
もともと忘れることを得意とする人間の脳は、意識をしないでほうっておくと、忘れていくようになっています。
覚えることは大変ですが、忘れることは簡単です。

感謝をする人が、感謝をされる。

感謝には、反射する作用があることをご存じですか。
鏡のように跳ね返って、自分のところに戻ってくることです。
代表的な感謝の言葉といえば、なんといっても「ありがとう」という一言です。

大きな仕事は、午前中に行うほうがいい。

仕事を効率よく行うためのポイントは「朝」にあります。
「午前中」です。
大きな仕事ほど、朝一から行うほうが、結果として質が上がります。

部下に教える時間は、将来への投資時間。

自分の地位が上がり、人に教える立場になったとき、部下ができます。
部下に教えることは、すでに自分が知っていることばかりです。
そのうえ、部下に教えている間は、自分の仕事ができなくなります。

返事の速いメールほど、熱意を感じる瞬間はない。

メールは、手書きの手紙とは違い温かみに欠けています。
簡単にすぐ送信できますから、その手軽さのために、手書きの手紙ほどの感動はありません。
手書きの手紙は、内容がどうであろうと、大きな感動があります。

「人間改善」より「システム改善」がポイント。

・失敗したとき
・効率が悪いとき
・情報が行き届かないとき

気が利く人は、目立たないけど、重要な存在となる。

決まって気が利く人は、職場でポイントが高くなります。
一般的に仕事が速い人、仕事ができる人が、求められる人材と思われがちです。
しかし、気が利く人も、目立ちませんが、素晴らしい人材になれます。

言葉遣い1つによって、仕事の質が大きく変わる。

言葉遣いを軽く見ていませんか。
言葉は、実は重要です。
ささいな言葉の違いでも、受け取る側には大きく変わるものです。

スピードが速く、質の高い仕事のためには、できるかぎり少人数のほうがいい。

「できるかぎり少人数のほうがいい?」
仕事のスピードと質を上げるためには、実は少人数のほうが、よい結果が得られます。
嘘のような本当の話です。

仕事を真面目にしない。

仕事を真面目にしないことで、仕事のスピードと質を上げることができる場合があります。
仕事ができない人は、決まって真面目な人であり、100パーセントの力を朝から晩まで出しています。
だから膨大なエネルギーを消費することになってすぐ疲れてしまい、途中から集中力が欠けて、仕事の質が下がってしまうのです。

メールだけに頼らない。
直接会って、話をしよう。

最近は、コンピューター化が進みました。
パソコンのない職場はまれです。
いまや、どの職場にもパソコンが置かれています。

臨機応変の正体は、暗記だった。

大学受験の科目の1つに、数学があります。
この数学は癖があるために、好きな人と嫌いな人とでくっきりわかれる科目です。
私が高校時代のときにも、数学が好きな人は大好きといいますが、嫌いな人はアレルギーが出るほど大嫌いといいます。

「君、お前、あんた」は禁句。
きちんと名前を使って呼ぶこと。

名前が使われない職場は、喧嘩の多い職場です。
名前を使わないと、職場の雰囲気がどんどん悪くなります。
「おい、君、ちょっと話がある」

「即断、即決」は、仕事のスピードと質を高める。

仕事のスピードを上げるためには「即断、即決」はなくてはならない要素です。
いつまでもぐずぐずしていると、それだけ仕事のスピードが落ちていきます。
一般的には、ゆっくり慎重に考えると、それだけ確実な判断ができると思われがちです。

本番で仕事が決まるのではない。
準備段階ですでに勝負がついている。

仕事は、オリンピックの競技にそっくりな一面を持ち合わせています。
オリンピックで結果を出すためには、何が一番大切なのかというと、本番前にどれだけ準備を行ってきたかです。
練習もろくにすることなく、本番に限って神のような力を発揮することはありません。

理解をさせる側ではなく、理解をする側に回ること。

お互いに理解をさせようとする人たちが集まる職場では、いつも喧嘩が絶えません。
「私が言いたいことは、こういうことだ!」
「違う。あなたは間違っている。私が正しい!」

「この人といると成長できる」という人に、しがみついていこう。

人間の成長は、憧れる人を手本とすることで、促されます。
自分が憧れる人の行動、話し方、教養、対応を見習います。
「自分もあのようになりたい」と憧れることで、真似をして、身につけるようになります。

他人を変えるのではなく、まず先に自分が変わる。

「あの人が、もう少し変わってくれたらよくなるのに」
こういうことを考えたことはありませんか。
時に社内では、目障りとなるような人物が存在します。

初めて経験する仕事に対しては、必ず不安が発生するもの。

不安は、たいてい一度も経験したことがない仕事に対して発生します。
どういう感じで進めるのか、どのくらいの力を入れて作業をすればいいのか。
こうしたことがもやもやするばかりで、具体的にわかりません。

「自分には関係ない」は、禁句。

「自分には関係ないから」
こんな一言が口癖になっていませんか。
「自分に関係ないから」という言葉が口癖になっている人は、成長が遅い人です。

長時間の仕事のために、補強ツールを用意する。

仕事は通常、朝9時から夕方6時まで続きます。
お昼休みの1時間を除いて、計8時間の労働です。
8時間といっても残業のため、実際は9時間にも10時間にもなっているところがほとんどではないでしょうか。

喜びの声を共有すると、モチベーションアップにつながる。

お客さまからいただいた喜びの声を共有することが、モチベーションアップのポイントです。
仲間同士の関係であろうと、上司と部下の関係であろうと、共有しましょう。
仲間同士で励まし合うことも大切ですが、なによりお客さまから「ありがとう」といわれる一言ほど、嬉しい言葉はありません。

「できない、無理、不可能」は、禁句にしよう。

仕事において、完全否定の言葉は、好ましくありません。
絶対的に否定するような言葉を使っていると、その人の能力のなさが疑われ、信用や信頼に影響します。
「こんな仕事どうですか」と言われ「絶対無理!」という返事は、社会人として禁句言葉の1つです。

助けると、助けられるようになる。

仕事のスピードと質を上げるためには、他人の仕事を助けることです。
仕事のお手伝いをすることで、自分の仕事に手をつけることができません。
仕事が遅く、質が下がってしまうように思えます。

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