執筆者:水口貴博

食の喜びと感動を増やす30の言葉

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「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えていい。

「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えていい。 | 食の喜びと感動を増やす30の言葉

レストランでは時折「○○風」という料理を見かけることがあります。

「ミラノ風ドリア」

「ロシア風ポテトサラダ」

「ニューヨーク風チーズケーキ」

食べたことがなければ、どんなものなのか気になりますね。

「○○風がついたところで味も中身もほとんど同じだろう」

そう最初から決めつけていませんか。

いいえ、実際はわかりません。

ここに食の可能性が隠れています。

「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えてください。

似ていますが、違います。

たしかにメインの料理は同じですが、アレンジが加わっています。

アレンジが加われば、もはや別物です。

わずかな違いを楽しんで、そこに価値を見いだしてください。

「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と思っていい

「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と思ってください。

「○○風」というアレンジが施されています。

メインは同じでも、○○風というアレンジが加わっているのですから、別物と考えるのが正解です。

「普通のドリア」と「ミラノ風ドリア」は違います。

「普通のポテトサラダ」と「ロシア風ポテトサラダ」は違います。

「普通のチーズケーキ」と「ニューヨーク風チーズケーキ」は違います。

「○○風」に着目すれば、今まで見えなかった可能性に気づきます。

そう考えると、世の中にはまだまだ新しい料理がたくさんあることに気づくでしょう。

「これも食べたことがない。あれも食べたことがない」と気づけるようになるはずです。

料理を見る目が鋭くなって、食の世界が広がっていくでしょう。

試しに食べてみよう

おおむねイメージはつくものの、やはりイメージにすぎません。

「○○風」がつく料理があれば、試しに食べてみましょう。

味の好みはあまり気にせず、新鮮な体験をする気持ちになってください。

「なるほど、こういう感じなのか」

「普通とは、ここが違うね」

舌を通して気づきや学びがあって、新鮮な刺激が得られるでしょう。

新しい食べ物を食べたからには、新しい経験です。

新しい経験として日々の成長にカウントできます。

あなたの視点が鋭くなって、食の視野が広がっていくでしょう。

あなたは食のワンダーランドをさまよっているのです。

食の喜びと感動を増やす言葉(17)
  • 「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考え、試しに食べてみる。
食べるのが遅いのは、幸せなことである。

食の喜びと感動を増やす30の言葉

  1. 幸せな人は、おいしさの幅が広い。
  2. 食の感動体験は、やってくるものではなく、出会いに行くもの。
  3. 食欲があることは、素晴らしいこと。
  4. とてもおいしいときだけ喜ぶのではない。
    ちょっとおいしいときもきちんと喜ぼう。
  5. 食費を削りすぎると、不幸な結果を招く。
    食費にお金をかけることは、自分のため。
  6. お店に入るのに理由はいらない。
    「なんとなく」でいい。
  7. 私たちは、歴史を食べている。
  8. 下を向いて歩く癖のある人は、新しいお店を見つけられない。
  9. 間食とはいえ、れっきとした食事の1つ。
    量は少なくても、じっくり味わう。
  10. おいしいものを見つけただけで「運命」を感じていい。
  11. カレンダーに外食の予定を書くと、未来が輝いて見えるようになる。
  12. 今日の夕食は外食と決めれば、今すぐやる気が爆発する。
  13. 新しいお店は、自宅の近所にある。
  14. 未開のお店に誘われたら「行く!」と即答する人が、チャンスをつかむ。
  15. おいしそうに食べるだけで、世界の幸せに貢献できる。
  16. おいしいお店を見つけるのも、才能。
  17. 「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えていい。
  18. 食べるのが遅いのは、幸せなことである。
  19. 人気店・有名店を否定しない。
  20. 食事と活動のサイクルが美しい人は、人生もうまくいく。
  21. 地球上にある全種類の食べ物を食べるつもりになる。
  22. 「まずい、まずい」と騒ぐのは、その食べ物に失礼だ。
  23. まずくても、いらいらしない。
    「まだ味覚が育っていないだけ」と、どっしり構えていればいい。
  24. 年のせいで脂っこいものが苦手になっても大丈夫。
    少量の範囲で楽しめばいい。
  25. お店は今日もあなたを呼んでいる。
    「おいで、おいで」という声に気づこう。
  26. おいしいものを食べて感動することがあるなら、まずいものを食べて感動することもあっていいはずだ。
  27. クローシュは、自分で開けないのがマナー。
    お店の人が開けて「わあっ!」となるのが演出。
  28. 「食べるのが趣味」という人に、不幸な人はいない。
  29. 全額負担の順番は交互でなくていい。
    最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。
  30. 食べるという行為は、生きているうちしかできない。
    「これが人生最後の食事」と思えば、どんな食事でも感慨深くなる。

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