執筆者:水口貴博

食の喜びと感動を増やす30の言葉

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「食べるのが趣味」という人に、不幸な人はいない。

「食べるのが趣味」という人に、不幸な人はいない。 | 食の喜びと感動を増やす30の言葉

「食べるのが趣味」という人を見かけることがあります。

「趣味は食べることです」

そう聞いたとき、あなたはどんなリアクションをするかです。

「食いしん坊だね」

「子どもみたいだね」

「食欲が旺盛おうせいだね」

ちょっと見下すような感じでばかにしていないでしょうか。

「食べること以外に楽しみがない」といったように聞こえ、鼻で笑ってしまいそうですが、ちょっと待ってください。

これは大きな誤解です。

食べるのが趣味という人をばかにしてはいけません。

ばかにするどころか学ぶべきところがあります。

なぜ食べるのが趣味という人をばかにしてはいけないのか

食べることを趣味にするのは悪いことではありません。

基本的欲求に忠実です。

当たり前のことを当たり前に楽しんでいます。

食べるのが趣味をばかにしていると、素直に食べることを楽しめなくなります。

趣味は本来、何でもいいのです。

周りからとやかく言われる筋合いはありません。

趣味の決め方にルールはありません。

読書や映画鑑賞といった定番ばかりが趣味ではありません。

自分がそれに喜びと楽しみを見いだしているなら、どんなことでも趣味になります。

もちろん食べるという普通の行為も、れっきとした趣味になります。

なぜ「食べるのが趣味」という人は、いつも幸せそうなのか

「食べるのが趣味」という人をよく見てください。

きっとその人は、いつも幸せそうな雰囲気を醸し出しているでしょう。

いつもにこにこしていて、明るい笑顔を振りまいているはずです。

ちょっと小太りかもしれませんが、いつも前向きに元気いっぱいで生きているはずです。

なぜ「食べるのが趣味」という人は、いつも幸せそうなのか。

私たちは、毎日何かを食べています。

食べることが趣味ということは、毎日欠かさず趣味を楽しめることになります。

1日3食の人なら「1日3回は趣味を楽しめる」ということです。

わくわくするイベントが数時間ごとにあるということです。

これで幸せにならないわけがありません。

だから「食べるのが趣味」という人は、いつも笑顔と幸福感に満ちあふれています。

私たちは「食べるのが趣味」という人から見習う点があると言えるでしょう。

「食べるのが趣味」という人に不幸な人はいないのです。

ばかにするのではなく、むしろ素直に素晴らしいと認めよう

「食べるのが趣味」という人をばかにしてはいけません。

むしろ素直に素晴らしいと認めましょう。

あなたもぜひ見習って、食べることを趣味にしてください。

恥ずかしげもなく「食べることが趣味」と言える度胸も見習いたい。

趣味はたくさんあっていい。

趣味の数に制限はありません。

食べることを趣味にすることは、食生活を豊かにすることです。

食べることが趣味になれば、毎日趣味を楽しむことになります。

1日3回食事をするなら、1日3回趣味を楽しむことになります。

今の趣味に加えて食べることも趣味にすれば、楽しみの範囲が広がって、ますます人生が素晴らしくなります。

食の喜びと感動を増やす言葉(28)
  • 「食べるのが趣味」という人をばかにしない。
  • むしろ素直に素晴らしいと認める。
全額負担の順番は交互でなくていい。
最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。

食の喜びと感動を増やす30の言葉

  1. 幸せな人は、おいしさの幅が広い。
  2. 食の感動体験は、やってくるものではなく、出会いに行くもの。
  3. 食欲があることは、素晴らしいこと。
  4. とてもおいしいときだけ喜ぶのではない。
    ちょっとおいしいときもきちんと喜ぼう。
  5. 食費を削りすぎると、不幸な結果を招く。
    食費にお金をかけることは、自分のため。
  6. お店に入るのに理由はいらない。
    「なんとなく」でいい。
  7. 私たちは、歴史を食べている。
  8. 下を向いて歩く癖のある人は、新しいお店を見つけられない。
  9. 間食とはいえ、れっきとした食事の1つ。
    量は少なくても、じっくり味わう。
  10. おいしいものを見つけただけで「運命」を感じていい。
  11. カレンダーに外食の予定を書くと、未来が輝いて見えるようになる。
  12. 今日の夕食は外食と決めれば、今すぐやる気が爆発する。
  13. 新しいお店は、自宅の近所にある。
  14. 未開のお店に誘われたら「行く!」と即答する人が、チャンスをつかむ。
  15. おいしそうに食べるだけで、世界の幸せに貢献できる。
  16. おいしいお店を見つけるのも、才能。
  17. 「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えていい。
  18. 食べるのが遅いのは、幸せなことである。
  19. 人気店・有名店を否定しない。
  20. 食事と活動のサイクルが美しい人は、人生もうまくいく。
  21. 地球上にある全種類の食べ物を食べるつもりになる。
  22. 「まずい、まずい」と騒ぐのは、その食べ物に失礼だ。
  23. まずくても、いらいらしない。
    「まだ味覚が育っていないだけ」と、どっしり構えていればいい。
  24. 年のせいで脂っこいものが苦手になっても大丈夫。
    少量の範囲で楽しめばいい。
  25. お店は今日もあなたを呼んでいる。
    「おいで、おいで」という声に気づこう。
  26. おいしいものを食べて感動することがあるなら、まずいものを食べて感動することもあっていいはずだ。
  27. クローシュは、自分で開けないのがマナー。
    お店の人が開けて「わあっ!」となるのが演出。
  28. 「食べるのが趣味」という人に、不幸な人はいない。
  29. 全額負担の順番は交互でなくていい。
    最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。
  30. 食べるという行為は、生きているうちしかできない。
    「これが人生最後の食事」と思えば、どんな食事でも感慨深くなる。

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