執筆者:水口貴博

人生を変える30の方法

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鍵のない扉の鍵を探したところで、見つからないのは当然。

鍵のない扉の鍵を探したところで、見つからないのは当然。 | 人生を変える30の方法

あなたは今、扉の鍵を探しているでしょう。

扉が閉まっていて、開けるには鍵が必要です。

「きっとどこかに扉の鍵があるはず」

そう思いながら、当たり周辺をくまなく探しています。

もう何日も探し続けました。

心当たりのあるところもすべて探しました。

時には知り合いにお願いして、鍵探しを手伝ってもらいました。

しかし、一向に見つかる気配がありません。

「もうダメだ。どうしても鍵が見つからない」

探すのを諦めそうになりますが、ちょっと待ってください。

もっと扉をよく見てみましょう。

そもそもその扉は、最初から鍵がかかっていません。

鍵のない扉なら、いくら鍵を探したところで見つからないのは当然です。

「さっき開けようとしても、扉は開かなかった」

それはきっと扉がさび付いていて、スムーズに開かなかっただけです。

長く閉まり続けている扉が、部分的にさびているのはよくあること。

もう少し力を入れると、さびが取れ、普通に扉が開くでしょう。

「思いきり力を出してみたが、それでも開かない」

それはきっと押して開けるのではなく、引いて開ける扉なのです。

力を入れる方向を逆にすれば、普通に扉が開くでしょう。

簡単に扉が開くと「今まで鍵を探し回っていた苦労は何だったのか」と思います。

「扉には鍵がかかっている」と思い込んでいないでしょうか。

分厚い扉なら「鍵もかかっている」と最初から決めつける傾向があります。

それは先入観です。

思い込みとは怖い。

思い込んでいると、ないものも、あるように錯覚してしまいます。

鍵が見つからないのではありません。

そもそも最初から鍵のかかっていない扉です。

もう鍵を探すのはやめましょう。

鍵なんて最初から必要ありません。

一度思い込みをなくして、そのまま扉を開けてみましょう。

あっさり扉が開くはずです。

人生を変える方法(27)
  • 扉の鍵を探すのではなく、普通に開けてみる。
ため息は、ネガティブ。
深呼吸は、ポジティブ。

人生を変える30の方法

  1. 手っ取り早く人生を変えたければ、引っ越しがベスト。
  2. 自分の道は、最初からあるものではなく、切り開いていくもの。
  3. 意識・価値観・考え方を変えるのに、時間はかからない。
  4. 弱い自分でも大丈夫。
    弱いなら、弱いまま前進すればいい。
  5. 完全に伝えようとするから、苦しくなる。
    半分伝わってよしとすれば、楽になる。
  6. かっこよく生きようとすると、かっこ悪くなる。
    かっこ悪くてもよしとすると、かっこよくなる。
  7. 享受者・傍観者になっても、そこで終わらない。
    提供者・貢献者になろう。
  8. 「忘れる」というのは素晴らしい能力。
    忘れるおかげで、常に新鮮な気持ちでいられる。
  9. 失敗は成功のもと。
    成功は失敗のもと。
  10. あなたの手は、偉大なものをつかんでいる。
    未来を切り開く可能性だ。
  11. 情熱と興奮しかない恋愛は、いずれ燃え尽きる。
    理性と愛着が伴った恋愛は、ずっと長続きする。
  12. 熱いだけの情熱は、空回りする。
    冷静な情熱は、建設的な結果を生み出す。
  13. 直感を大切にしたいなら、計画を立てないほうがいい。
  14. 経験は、成功・失敗に関係なく、心の財産になる。
  15. 人前に出ると、どうしても見栄や体裁が気になるときの対処法。
  16. 心の年齢は、時間の経過と無関係。
    「100歳の若者」も夢ではない。
  17. 決断は苦しくても、それだけの価値がある。
  18. 決断力を鍛えるには、実際に決断をしていくしかない。
  19. 焦っているときこそ、落ち着いた表情をしよう。
  20. 「命をかける」という表現を気安く使わない。
  21. 交流会は、参加者より主催者になるほうがいい。
  22. 自信には2種類ある。
    「根拠のある自信」と「根拠のない自信」。
  23. 自分が考えた提案は、自分が一番の推薦者になろう。
  24. どんなに嫌いな歌も、歌詞に注目すると、感じ方が変わる。
  25. 行き詰まったら、初心を思い出そう。
    すべての原点は、初心にある。
  26. 問題の中に、答えがある。
  27. 鍵のない扉の鍵を探したところで、見つからないのは当然。
  28. ため息は、ネガティブ。
    深呼吸は、ポジティブ。
  29. 新しいことを習慣化させるには、最低でも3週間は必要。
  30. 寄付を「もったいない」と考える人は、誤解をしている。

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