執筆者:水口貴博

面接官が見ている30のポイント

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学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介してもいいのか。

学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介してもいいのか。 | 面接官が見ている30のポイント

学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介できます。

アルバイトも、立派な社会経験の1つ。

アルバイトを通して得た学びや気づきなども多く、人生に役立っている実感もあることでしょう。

社会マナー、働く厳しさ、給料をもらう喜びなど、数多くの成長を得ることができる機会です。

もちろん面接でも、特に頑張ったこととして、アルバイトも紹介できます。

ただ、紹介するのはいいのですが「アルバイトだけ」という言い方は、避けたほうが賢明です。

勉強をしないで、アルバイトばかりしていたと誤解されやすいからです。

アルバイトに明け暮れた話をすれば「勉強はきちんとできているのだろうか」と思われるのは自然です。

面接官が知りたいのは、大学の中で何を学び、どう成長したのかという点です。

面接官は、学生時代に頑張ったことを通して、応募者の人柄を見ようとします。

ここで話す内容は、応募者の印象や評価につながりますから、慎重な選択が必要です。

紹介するなら、できるだけ学生らしい活動を優先して紹介したほうがいいでしょう。

学ぶ姿勢がよく伝わる活動を紹介したほうが、向上心にあふれる自分をうまくアピールできます。

どうしてもアルバイトを紹介したければ「勉強の延長」「課外活動の一部」などの言い方をすればよいでしょう。

あくまで学びという点を強調すれば、アルバイトの紹介も、勉強の一環として表現できます。

面接官が見ているポイント(20)
  • 学生時代に頑張ったことは、できるだけ学生らしい活動を優先して紹介する。
強すぎる個性が、悪いのではない。
悪いのは、仕事を妨げる個性。

面接官が見ている30のポイント

  1. 採用活動する側が最重視するのは、やはり面接。
  2. 面接官は、嘘を見抜くが、本気も見抜く。
  3. 面接の受け答えは、クイズではない。
    就業意欲を伝える場。
  4. 面接官が、能力より重視していることとは。
  5. 面識のある応募者には、親しみが湧きやすい。
  6. 質問の流れを想定しておく。
  7. 面接室のドアが最初から開いている場合、ノックは必要か。
  8. 「失礼します」と「失礼いたします」。
    好ましいのはどちらか。
  9. カバンを椅子の上に置くのは、基本的にマナー違反。
  10. 都合上、余計な荷物がある場合、面接に持参してもいいのか。
  11. 荷物置き場がない場合の、カバンやコートの置き方。
  12. 面接官からいただいた名刺は、どうすればいいのか。
  13. 名刺に注意を奪われ、大事なことを忘れていないか。
  14. 座り方だけで、人間性を判断される場合もある。
  15. 自由で正直な発言とは、面接官の気持ちや場の雰囲気を無視することではない。
  16. 一言で終わる回答なら、もう少し具体的な説明を加えたい。
  17. 研修について、しつこく聞きすぎない。
  18. いくらきれいなメイクでも、厚化粧では若々しさが失われる。
  19. 希望の業務について質問するとき、面接官が抱く不安とは。
  20. 学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介してもいいのか。
  21. 強すぎる個性が、悪いのではない。
    悪いのは、仕事を妨げる個性。
  22. 話を否定されても、社交辞令だと考える。
  23. なぜベテランの面接官は、同じ質問を2回繰り返すのか。
  24. なぜ面接官は、他社の選考状況を聞くのか。
  25. なぜ面接官は、アパートの家賃を質問するのか。
  26. なぜ面接では、ストレス解消法をよく聞かれるのか。
  27. 特技を答えた後によくある流れとは。
  28. 10年後の自社について質問する、面接官の意外な心理とは。
  29. 最後の質問は、面接官の記憶に残りやすい。
  30. 面接官の反応が悪かったのにもかかわらず、内定になる理由とは。

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