執筆者:水口貴博

面接に通る人と通らない人の30の違い

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面接に通らない人は、能力で差をつけようとする。面接に通る人は、人間性で差をつけようとする。

面接に通らない人は、能力で差をつけようとする。面接に通る人は、人間性で差をつけようとする。 | 面接に通る人と通らない人の30の違い

面接に通らない人は、能力で差をつけようとするのが特徴です。

高い学歴や成績をアピールしようとする。

ハイレベルな資格や免許を目立たせようとする。

検定試験の数や点数で勝負しようとする。

少しでも高い能力があることをアピールして、自分に高い魅力があることを訴えようとします。

もちろん能力も重要なのですが、能力のアピールに偏るのはよくありません。

能力があることと、職場でうまく生かせるかどうかは、別問題。

能力ばかりをアピールする応募者に、面接官は首をかしげ、物足りない表情をするのです。

一方、面接に通る人が差をつけるのは、能力ではありません。

もちろん能力も大切な要素ですが、それを支える土台がなければ生かせません。

その土台こそ、人間性なのです。

人間性とは何か。

人間性とは、人としての正しい接し方・考え方・生き方を言います。

真面目・正直・誠実。

明るい人柄で、ポジティブ思考。

常識をわきまえ、礼儀作法がある。

相手を不快にさせる話し方は避け、相手を喜ばせる話し方を心がける。

そうした人としての健全な基本が、いかに身についているかです。

人間性は、すべての企業が求める能力です。

人間性があってこそ、能力は発揮されます。

人間性という土台がなければ、能力が高くても、十分に生かし切れません。

逆に多少能力が足りなくても、人間性という土台さえしっかりしていれば、入社後の教育で補えます。

わざわざ面接を行うのも、本人と直接会って人間性を見極める意味があります。

そのため面接官は、能力より人間性を重視しようとするのです。

面接に通る人と通らない人の違い(11)
  • 能力より人間性で、差をつける。
面接に通らない人は「お願いいたします」と言いながら、お辞儀をする。
面接に通る人は「お願いいたします」と言ってから、お辞儀をする。

面接に通る人と通らない人の30の違い

  1. 面接に通らない人は、加点を狙う。
    面接に通る人は、減点を避ける。
  2. 面接に通らない人は、回答のすべてを覚える。
    面接に通る人は、回答の要点だけ覚える。
  3. 面接に通らない人は、課程から話す。
    面接に通る人は、結論から話す。
  4. 面接に通らない人は、応募者の立場だけ経験する。
    面接に通る人は、面接官の立場も経験する。
  5. 面接に通らない人は、うつむきがちで、常に無表情。
    面接に通る人は、前を向いて、常に笑顔。
  6. 面接に通らない人は、面接を怖がる。
    面接に通る人は、面接を楽しむ。
  7. 面接に通らない人は、スーツに着られている。
    面接に通る人は、スーツに着慣れている。
  8. 面接に通らない人は、服装自由と言われ、私服で参加する。
    面接に通る人は、服装自由と言われても、スーツで参加する。
  9. 面接に通らない人は、腕時計が派手。
    面接に通る人は、腕時計がシンプル。
  10. 面接に通らない人は、面接官の「楽にしてください」を信じる。
    面接に通る人は、面接官の「楽にしてください」を信じない。
  11. 面接に通らない人は、能力で差をつけようとする。
    面接に通る人は、人間性で差をつけようとする。
  12. 面接に通らない人は「お願いいたします」と言いながら、お辞儀をする。
    面接に通る人は「お願いいたします」と言ってから、お辞儀をする。
  13. 面接に通らない人は、歩きながら挨拶をする。
    面接に通る人は、立ち止まってから挨拶をする。
  14. 面接に通らない人は、まったく前置きがない。
    面接に通る人は、適切な前置きがある。
  15. 面接に通らない人は、隣の人の話を聞いていない。
    面接に通る人は、隣の人の話も聞いている。
  16. 面接に通らない人は、自分だけ受かろうとする。
    面接に通る人は、みんなで受かろうとする。
  17. 面接に通らない人は、ちらっと時計を見る。
    面接に通る人は、きちんと面接官を見る。
  18. 面接に通らない人は、精神論と大げさな副詞で説得する。
    面接に通る人は、方法論と具体例で説得する。
  19. 面接に通らない人は、きれいな答えを心がける。
    面接に通る人は、自分らしい答えを心がける。
  20. 面接に通らない人は、自己PRや志望動機を、どの企業にも使い回す。
    面接に通る人は、自己PRも志望動機も、企業ごとに変える。
  21. 面接に通らない人は、若者言葉を使う。
    面接に通る人は、礼儀正しい言葉を使う。
  22. 面接に通らない人は、短所をひたすら隠す。
    面接に通る人は、短所を長所として表現する。
  23. 面接に通らない人は「本当は働きたくない」と思っている。
    面接に通る人は「本当に働きたい」と思っている。
  24. 面接に通らない人は、持っている資格をすべて答える。
    面接に通る人は、仕事に関係した資格だけ答える。
  25. 面接に通らない人は、不快な質問に腹を立てる。
    面接に通る人は、不快な質問を喜ぶ。
  26. 面接に通らない人は、自信を表現しようとして横柄になる。
    面接に通る人は、自信を持っても、謙虚は忘れない。
  27. 面接に通らない人は、とにかく残業を嫌がる。
    面接に通る人は、残業に協力的。
  28. 面接に通らない人は、本番だけ入念。
    面接に通る人は、準備と復習も入念。
  29. 面接に通らない人は、答える順が普通。
    面接に通る人は、答える順がユニーク。
  30. 面接に通らない人は、面接室にいる間だけ面接だと考える。
    面接に通る人は、家から出て、戻るまでが面接だと考える。

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