執筆者:水口貴博

面接官が見ている30のポイント

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特技を答えた後によくある流れとは。

特技を答えた後によくある流れとは。 | 面接官が見ている30のポイント

面接では、特技について質問されることがあります。

「暗記が得意」

「語学なら自慢できる」

「歌なら誰にも負けない」

人それぞれ、自慢できる特技があるでしょう。

特技の答え方は自由ですが、面接ですから、できるだけ仕事に関係した特技を答えるといいでしょう。

さて、特技で気をつけたいのは、それだけではありません。

本当に気をつけたいのは、特技を答えた後。

特技を答えた後によくある流れがあるのです。

「その場でやってほしい」という注文です。

たとえば「特技はフランス語です」と答えたとします。

特技というくらいですから、面接官は、高いレベルを期待するでしょう。

ごく自然な興味関心が湧き「では、フランス語で自己紹介をしてください」という流れになりやすいのです。

ここで、フランス語による自己紹介がスムーズにできればいいのですが、思わぬ展開に、慌てることもあるでしょう。

しどろもどろの自己紹介になると、せっかくアピールした特技の印象が台無しになります。

「今はできない」「とっさにはできない」などの逃げるような回答でも、やはり好印象が半減するでしょう。

特技を答えるときは「その場でやってほしい」と言われる展開を予想して、準備しておく必要があります。

あなたの特技は何ですか。

いきなり実演を依頼されても、特技らしくスムーズに美しくこなせることが大切です。

特技の準備をしたうえで面接に向かうと、安心です。

面接官が見ているポイント(27)
  • 特技を答えるときは「その場でやってほしい」と言われる展開を予想して、準備しておく。
10年後の自社について質問する、面接官の意外な心理とは。

面接官が見ている30のポイント

  1. 採用活動する側が最重視するのは、やはり面接。
  2. 面接官は、嘘を見抜くが、本気も見抜く。
  3. 面接の受け答えは、クイズではない。
    就業意欲を伝える場。
  4. 面接官が、能力より重視していることとは。
  5. 面識のある応募者には、親しみが湧きやすい。
  6. 質問の流れを想定しておく。
  7. 面接室のドアが最初から開いている場合、ノックは必要か。
  8. 「失礼します」と「失礼いたします」。
    好ましいのはどちらか。
  9. カバンを椅子の上に置くのは、基本的にマナー違反。
  10. 都合上、余計な荷物がある場合、面接に持参してもいいのか。
  11. 荷物置き場がない場合の、カバンやコートの置き方。
  12. 面接官からいただいた名刺は、どうすればいいのか。
  13. 名刺に注意を奪われ、大事なことを忘れていないか。
  14. 座り方だけで、人間性を判断される場合もある。
  15. 自由で正直な発言とは、面接官の気持ちや場の雰囲気を無視することではない。
  16. 一言で終わる回答なら、もう少し具体的な説明を加えたい。
  17. 研修について、しつこく聞きすぎない。
  18. いくらきれいなメイクでも、厚化粧では若々しさが失われる。
  19. 希望の業務について質問するとき、面接官が抱く不安とは。
  20. 学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介してもいいのか。
  21. 強すぎる個性が、悪いのではない。
    悪いのは、仕事を妨げる個性。
  22. 話を否定されても、社交辞令だと考える。
  23. なぜベテランの面接官は、同じ質問を2回繰り返すのか。
  24. なぜ面接官は、他社の選考状況を聞くのか。
  25. なぜ面接官は、アパートの家賃を質問するのか。
  26. なぜ面接では、ストレス解消法をよく聞かれるのか。
  27. 特技を答えた後によくある流れとは。
  28. 10年後の自社について質問する、面接官の意外な心理とは。
  29. 最後の質問は、面接官の記憶に残りやすい。
  30. 面接官の反応が悪かったのにもかかわらず、内定になる理由とは。

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