執筆者:水口貴博

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

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アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。

アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。 | 履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

アルバイトに励んでいたことをアピールするときに注意したいことがあります。

次のような言葉を見聞きしたとき、率直にどう感じますか。

「学生時代は、アルバイト一色でした」

「週5日のスケジュールでアルバイトをしていました」

「学生時代に一番頑張ったのは、アルバイトです」

こうした言葉があれば「アルバイトがいいが、勉強は大丈夫だろうか」と思うのが、自然ではないでしょうか。

アルバイトに励んでいたことをアピールするときに注意したいのは、勉強をおろそかにしていたと誤解されやすい点です。

もちろん勉強も手抜きせず、しっかり励んでいたとしても、面接官に誤解される恐れがあります。

では、どうすればいいのか。

アルバイトに励んでいたことをアピールするなら、アルバイトの目的も説明しましょう。

たとえば「社会マナーを身につけるため」「働くことの意味を学ぶため」などです。

アルバイトを「学びの場」という位置づけで表現します。

何を身につけたり学んだりなど、目的があってアルバイトをしているなら、勉強の1つになっているとわかります。

アルバイトへの目的をきちんと説明できれば、面接官の誤解を防げます。

余裕があれば、アルバイトで学んだことを企業の貢献にうまく結びつけると、さらに好印象です。

履歴書の自己PRで注意したい書き方(14)
  • アルバイトに励んでいたことをアピールするなら、目的も一緒に説明する。
残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。

履歴書の自己PRで注意したい30の書き方

  1. 自己PRは、自己紹介の一種。
  2. どんな経験が、自己PRのネタとして使えるか。
  3. 自己PRは、抽象的な言葉より、証明できる実績。
  4. 1行目に結論。
  5. キャッチフレーズのある自己PRは、心を動かす。
  6. なぜ、学んだ事実を伝えるだけでは、不十分なのか。
  7. 皆勤賞は、強力なアピールになる。
  8. 自己PRは、量より質。
  9. 自己PRは、あくまで仕事に生かせるものであること。
  10. 自己PRに、高校時代や中学時代の話を出していいのか。
  11. 自己PRは、自慢なのか。
  12. 「これなら誰にも負けない」という長所なら、1つでも十分。
  13. アルバイトの経験談は、目立ちにくい。
  14. アルバイトに励んでいたことをアピールするときの注意点。
  15. 残念ながら、ビジネスにおいて「控えめ」は、長所にならない。
  16. 3年以上続けているなら、平凡なことでも、実績の1つ。
  17. 自信と謙虚の理想的なバランスは、4対1。
  18. 大学時代に大きな結果を残せていないとき、自己PRはどう書くか。
  19. なぜ自己PRに、格言を含めてはいけないのか。
  20. 目標やビジョンのある自己PRは、より印象深くなる。
  21. 「具体的になっているか」だけでなく「抽象的ではないか」でも、考えたい。
  22. 体験談の目安は、自己PR全体の3割程度。
  23. 技能だけが自己PRではない。
    こだわり・信念・哲学も、立派な自己PR。
  24. 自己PRの説得力を上げるポイントは、他者からの評価。
  25. 描写できない自己PRは、印象にも残らない。
  26. 説得力を上げるコツは、2面性。
  27. 応募書類に自分のブログのURLを記載し、アピールしてもよいのか。
  28. 自己PRや志望動機が、履歴書と口頭で異なるのは、許されるか。
  29. 自己PRは完成して終わりではない。
    詳しく聞かれる準備もしておくこと。
  30. 好感が得られやすい自己PRの基本構成。

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