執筆者:水口貴博

面接官が見ている30のポイント

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強すぎる個性が、悪いのではない。悪いのは、仕事を妨げる個性。

強すぎる個性が、悪いのではない。悪いのは、仕事を妨げる個性。 | 面接官が見ている30のポイント

面接は個性を主張しすぎると、面接官に嫌がられる傾向があります。

考え方が偏っていたり、自己主張が強かったり、わがままであったりなどです。

たしかに個性は大切ですが、あまり強すぎると、仕事に支障が出る可能性があります。

一般企業の多くは、まだ何も染まってない人を求める傾向があります。

自己主張ばかりする個性が強いと、教育が難しくなるため、選考で不利になる可能性があるのです。

さて、こうした話を聞くやいなや「個性はすべて封印すればいい」と思い込む人がいます。

真っ白な状態を演じて、完全に普通の状態で面接に挑もうとします。

ここに誤解があります。

個性がまったくないのもよくないのです。

すべての個性をなくすと、どうなるでしょうか。

印象が薄い。

大きな特徴もない。

人間的な魅力もない。

個性がまったくなくなると、仕事で生かせる点もなくなり、これはこれで選考が不利になるのです。

個性に対して、誤解していませんか。

強すぎる個性が悪いのではありません。

悪いのは、仕事を妨げる個性です。

仕事に生かせる個性なら、隠すべきではなく、どんどんアピールしたほうがいい。

「リーダーシップがある」

「英語が得意」

「体力に自信がある」

仕事に生かせる個性は、ほかの人と差をつける強力な武器になります。

すべての個性を封印すればいいわけではありません。

仕事に生かせる個性は、むしろしっかりアピールしなければいけないのです。

面接官が見ているポイント(21)
  • すべての個性を封印するのではなく、仕事に生かせる個性は、どんどんアピールする。
話を否定されても、社交辞令だと考える。

面接官が見ている30のポイント

  1. 採用活動する側が最重視するのは、やはり面接。
  2. 面接官は、嘘を見抜くが、本気も見抜く。
  3. 面接の受け答えは、クイズではない。
    就業意欲を伝える場。
  4. 面接官が、能力より重視していることとは。
  5. 面識のある応募者には、親しみが湧きやすい。
  6. 質問の流れを想定しておく。
  7. 面接室のドアが最初から開いている場合、ノックは必要か。
  8. 「失礼します」と「失礼いたします」。
    好ましいのはどちらか。
  9. カバンを椅子の上に置くのは、基本的にマナー違反。
  10. 都合上、余計な荷物がある場合、面接に持参してもいいのか。
  11. 荷物置き場がない場合の、カバンやコートの置き方。
  12. 面接官からいただいた名刺は、どうすればいいのか。
  13. 名刺に注意を奪われ、大事なことを忘れていないか。
  14. 座り方だけで、人間性を判断される場合もある。
  15. 自由で正直な発言とは、面接官の気持ちや場の雰囲気を無視することではない。
  16. 一言で終わる回答なら、もう少し具体的な説明を加えたい。
  17. 研修について、しつこく聞きすぎない。
  18. いくらきれいなメイクでも、厚化粧では若々しさが失われる。
  19. 希望の業務について質問するとき、面接官が抱く不安とは。
  20. 学生時代に頑張ったこととして、アルバイトを紹介してもいいのか。
  21. 強すぎる個性が、悪いのではない。
    悪いのは、仕事を妨げる個性。
  22. 話を否定されても、社交辞令だと考える。
  23. なぜベテランの面接官は、同じ質問を2回繰り返すのか。
  24. なぜ面接官は、他社の選考状況を聞くのか。
  25. なぜ面接官は、アパートの家賃を質問するのか。
  26. なぜ面接では、ストレス解消法をよく聞かれるのか。
  27. 特技を答えた後によくある流れとは。
  28. 10年後の自社について質問する、面接官の意外な心理とは。
  29. 最後の質問は、面接官の記憶に残りやすい。
  30. 面接官の反応が悪かったのにもかかわらず、内定になる理由とは。

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