執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

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いきなり高みを目指さない。できる範囲から活動しよう。

いきなり高みを目指さない。できる範囲から活動しよう。 | ニートの就職活動を支援する30の言葉

一度ニートになった人が仕事を探すとき、注意があります。

いきなり高みを目指さないことです。

たとえば、いきなり正社員として働くのは、少し難しいかもしれません。

もちろん正社員として採用されれば理想ですが、実際は厳しいでしょう。

しばらく社会と疎遠になっている時期があると、やはり面接でネックになる場合があります。

たとえ仕事をするとしても、社会人としての振る舞いや、人との接し方に戸惑うことが多いはずです。

正社員にこだわると、なかなか採用がもらえないため、挫折しやすくなるのです。

「正社員でなければならない」というこだわりは、捨ててしまいましょう。

第一歩のおすすめは、アルバイトです。

プライドやこだわりは捨てて、低い位置から始めてみます。

求人雑誌を眺めれば、多種多様なアルバイトがあります。

年齢や学歴などを問わないアルバイトは、たくさんあります。

年齢不問、学歴不問、経験不問は、珍しくありません。

「自分にもできそうだな」「楽しそうだな」「やってみたい」と思える仕事があれば、さっそく連絡してみましょう。

ニートの期間が長くても、意欲を見せれば、採用してくれるところはきっと見つかります。

できる範囲から始めて、だんだん社会の手応えをつかみます。

社会に慣れてから、あらためて正社員を目指して転職を考えればいいでしょう。

もしくは、アルバイトで実績を認められれば、そのまま正社員として採用される場合もあります。

いきなり高みを目指すのではなく、できる範囲から活動することをおすすめします。

ニートの就職活動を支援する言葉(4)
  • 最初は、できる範囲のアルバイトから始める。
最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  1. 一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。
  2. 他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
    建設的な時間になるだろう。
  3. ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。
  4. いきなり高みを目指さない。
    できる範囲から活動しよう。
  5. 最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。
  6. 就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。
  7. 世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。
  8. 最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。
  9. うまくいかなくてもいい。
    よくないのは、何も行動しないこと。
  10. ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。
  11. 給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。
  12. 仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。
  13. 迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。
  14. 就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。
  15. 「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。
  16. 「厳しい」と考えると、気力を奪う。
    「楽しい」と考えると、気力が湧く。
  17. すべて自分の責任にしない。
    すべて相手の責任にしない。
  18. ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。
  19. ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。
  20. 就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。
  21. やる気が出ないのは、やりたいことではないから。
  22. 勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。
  23. 人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。
  24. 面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。
  25. 不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。
  26. 空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。
  27. 不採用に、いちいち腹を立てない。
    次に行こう。
  28. 「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。
  29. 週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。
  30. ニートの就職に、手遅れはあるのか。

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