執筆者:水口貴博

口臭を抑える30の対策

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いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。

いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。 | 口臭を抑える30の対策

口臭対策は、実行だけして、終わりではありません。

歯磨きが終わった後「息がきれいになっているだろう」と思い込みはありませんか。

実行した後、効果があることをもう一度確かめることが大切です。

歯磨きの後に、念のため、自分の息の状態を再確認してみましょう。

もしかしたら、まだにおい続けているかもしれません。

歯をきれいに磨いても口臭が続くなら、まず疑うべきは、食事内容です。

ニンニク、ネギ、タマネギなど、においやすい食べ物を食べた心当たりはありませんか。

もし、食べ物も心当たりがないなら、残る可能性はただ1つ。

内臓疾患です。

口臭の原因は、必ずしも口の中とは限りません。

内臓の異常による異臭が、口から出ていると考えていいでしょう。

胃潰瘍や胃炎になると、臓器から出てくる異臭が口を通して出てきて、においやすくなるのです。

糖尿病、慢性肝炎など、代謝系の不具合がよく見られます。

体の内側ですから、見た目だけではわかりません。

この場合は、歯科ではなく、内科になります。

内科の病院に行って、内臓に異常がないか、きちんと診てもらうことをおすすめします。

場合によっては、何らかの異常がかなり進行している可能性もあります。

「時間があるとき」と思わず、気づいたらすぐ診てもらうようにしましょう。

口臭を抑える対策(9)
  • いくら歯を磨いても口臭が収まらないなら、内科の病院で内臓を診てもらう。
だ液の役割は、消化を促すだけではない。
口臭を抑える効果もある。

口臭を抑える30の対策

  1. 口臭は、人間関係を妨げる、見えない壁だ。
  2. 自分の息をチェックする、2つの方法。
  3. 口臭予防の最も基本となる習慣は、食後の歯磨きだ。
  4. 歯磨きの主役は、歯磨き粉ではない。
    歯ブラシだ。
  5. 面倒な食後の歯磨きは、ダブル効果を想像するのがコツ。
  6. 歯磨きのとき、舌の上を磨き忘れていると、口臭になる。
  7. 歯磨きで大切なのは、時間より、磨き方。
  8. 腫れた歯茎と魚の血生臭いにおいは、歯肉炎と歯槽膿漏を疑う。
  9. いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。
  10. だ液の役割は、消化を促すだけではない。
    口臭を抑える効果もある。
  11. 食後の眠気と口臭は、ガム1つで、解決できる。
  12. ガムを噛むとき「キシリトール」がキーワード。
  13. 奥歯には、だ液の分泌を促すスイッチがある。
  14. きちんと口を閉じてガムを噛む人からは、配慮と知性が、感じられる。
  15. ガムを噛んでいるのに、だ液が分泌されない意外な理由とは。
  16. よく話す人は、口臭になりにくい。
  17. 口の体操は、口臭予防に効果がある。
  18. 口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。
  19. 口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。
  20. 口が寂しくなったとき、何に手を差し出すか。
    それが問題だ。
  21. 口臭の原因になる飲み物もあれば、口臭を予防する飲み物もある。
  22. ストレスと口臭には、意外なつながりがある。
  23. いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。
  24. どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。
  25. コーヒーと水は、相性がいい。
  26. フルーツの甘酸っぱい刺激が、だ液の分泌を促す。
  27. 愛情を伝えるつもりの寝起きのキスは、かえって嫌われることもある。
  28. 朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。
  29. おなかがすいたときの口臭対策。
  30. 梅干しの組み合わせには、強力な口臭防止効果がある。

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