執筆者:水口貴博

口臭を抑える30の対策

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よく話す人は、口臭になりにくい。

よく話す人は、口臭になりにくい。 | 口臭を抑える30の対策

口臭に悩む人が、ふと思い浮かべる、単純な解決策があります。

「口臭の悩みは、黙ってさえいればいいのではないか」という発想です。

たしかに考え方としては間違っていません。

無口になっていれば、口から息を吐くことがないです。

次に、こう思うのです。

「口臭が気になるから黙っていよう。黙っていれば、口臭で迷惑をかけることもないだろう」

こう考えて、できるだけ無口でいようとするのです。

口臭の悩みは一件落着、と言いたいところですが、そうではありません。

むしろ、これは逆効果です。

無口になると、口臭は余計にひどくなります。

黙ってばかりで口を動かさないでいると、だ液の分泌が少なくなるからです。

口臭はだ液の量が減ると、どんどん強くなります。

寝起きの口がくさいのは、睡眠中に口を動かさないからです。

口を動かさないとだ液の分泌が少なくなり、口の中のにおいが強くなるのです。

口臭を抑えるなら、できるだけおしゃべりになるほうがいいのです。

おしゃべりな人のほうが、口臭になりにくくなります。

よく話して口を動かすことで、だ液の分泌が促されるからです。

もちろん周りの迷惑を考えずに話してばかりではいけませんが、無理をしてまで、無口になる必要はありません。

周りの人との適度なコミュニケーションは、口臭だけでなく、人間関係の悩みも小さくしてくれるのです。

口臭を抑える対策(16)
  • よく話して口を動かし、口臭を抑える。
口の体操は、口臭予防に効果がある。

口臭を抑える30の対策

  1. 口臭は、人間関係を妨げる、見えない壁だ。
  2. 自分の息をチェックする、2つの方法。
  3. 口臭予防の最も基本となる習慣は、食後の歯磨きだ。
  4. 歯磨きの主役は、歯磨き粉ではない。
    歯ブラシだ。
  5. 面倒な食後の歯磨きは、ダブル効果を想像するのがコツ。
  6. 歯磨きのとき、舌の上を磨き忘れていると、口臭になる。
  7. 歯磨きで大切なのは、時間より、磨き方。
  8. 腫れた歯茎と魚の血生臭いにおいは、歯肉炎と歯槽膿漏を疑う。
  9. いくら歯を磨いても口臭がするなら、内臓疾患を疑う。
  10. だ液の役割は、消化を促すだけではない。
    口臭を抑える効果もある。
  11. 食後の眠気と口臭は、ガム1つで、解決できる。
  12. ガムを噛むとき「キシリトール」がキーワード。
  13. 奥歯には、だ液の分泌を促すスイッチがある。
  14. きちんと口を閉じてガムを噛む人からは、配慮と知性が、感じられる。
  15. ガムを噛んでいるのに、だ液が分泌されない意外な理由とは。
  16. よく話す人は、口臭になりにくい。
  17. 口の体操は、口臭予防に効果がある。
  18. 口を動かすことなく、だ液の分泌を促す方法。
  19. 口のにおいがするのは、口で呼吸をするから。
  20. 口が寂しくなったとき、何に手を差し出すか。
    それが問題だ。
  21. 口臭の原因になる飲み物もあれば、口臭を予防する飲み物もある。
  22. ストレスと口臭には、意外なつながりがある。
  23. いい香りがするコーヒーも、口臭の原因の1つになる。
  24. どうせコーヒーを飲むなら、ブラックが一番。
  25. コーヒーと水は、相性がいい。
  26. フルーツの甘酸っぱい刺激が、だ液の分泌を促す。
  27. 愛情を伝えるつもりの寝起きのキスは、かえって嫌われることもある。
  28. 朝食を抜くと、かえって口臭は、ひどくなる。
  29. おなかがすいたときの口臭対策。
  30. 梅干しの組み合わせには、強力な口臭防止効果がある。

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