自立できる子供に育てる30の教育法


読んだ お気に入り(8)

【Part16】

するためになのはより



自立するために必要なのは「親離れ」より「子離れ」だ。 | 自立できる子供に育てる30の教育法

、子離れできていない親が増えています。

「親離れ」という言葉があります。

子供が親元を離れ、自立して生きていこうとすることです。

しかし、大切なことを見落としているほうが多いです。

 

「子離れ」です。

 

親と子の関係で、まず離れようとするのは、ほとんどが子供からの場合です。

子供は思春期のころから、自分の「プライベート」を持ちたがり、自分の個性を確立させていきます。

自分から進んで興味を示し、進んで行動します。

ある人は都会に出たいと恋い焦がれるし、ある人は自分の部屋を持ちたい、一人暮らしをしたい、と思います。

その結果、若いときに親元を離れ、自分で自立しようとします。

私が高校時代にやっていた体操部には、女の子のマネージャーが1人いました。

彼女は、田舎からやってきた子でした。

高校は愛媛の中心街に近い場所にありましたが、彼女の実家は、愛媛の山奥にあります。

市や町ではなく、村なのです。

高校に入るときに、愛媛の都会の方に1人で出てきて、一人暮らしをしていました。

私は学校の帰りに、部屋を見せてもらったことがありました。

小さな部屋でしたが、きれいな部屋で整理整頓されていました。

私は「すごいな」と思いました。

なにより、高校1年の女の子が、1人で生活するのは、なかなかできることではありません。

私が高校1年のときには、まだ甘えて親と一緒に暮らしていただけに、1人で生活している彼女が大人びて見えました。

次に驚いたのが、彼女の親です。

高校1年の女の子の一人暮らしを許してくれる親は、なかなかいません。

彼女の勇気もすごいですが、親の勇気も大したものだなと感心しました。

普通の親であれば、心配で反対しているところです。

しかし、それを許してくれる親は、子供の自立のため「子離れ」できている親なのです。

往々に親は、「子供は、いつまでもそばにいてほしい」と願います。

そのために、最近では「子離れできていない親」が増えています。

過保護の家庭が増え、マザコン、ファザコンという現象が起きてしまっています。

子供の自立を本当に願うのなら、親は子離れをする必要があります。

子離れしないと、いつまでも子供は自分で立てるようになれません。

今、彼女は、福岡で看護師として勤めています。

私はいまだに連絡を取り合っていますが、大人びているところはあいかわらずです。

そんな彼女の自立は、親の「子離れ」によって実現したのです。



自立できる子供に育てる教育法 Part16

のほうこそ、れしよう


 

 共有


 マイページ



メモ

 次の記事


 あわせて読みたい


 キーワード


 同じカテゴリーの作品


 

 もくじ(自立できる子供に育てる30の教育法)

  1. 子供は、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子供は自立できない。「簡単」と答えると、子供は自立する。
  5. 子供は、親の真似をする。自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子供は安心する。
  8. 子供の経験を、親が横取りをしない。自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子供に押し付ける親は、失敗する。子供に任せる親が、慕われる。
  10. 「子供を理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子供と「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「だめな子」と言うと、子供がだめになる。「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子供は自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは「親離れ」より「子離れ」だ。
  17. 子供にあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くはいっときの恥。聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子供の可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子供の長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。泣くことで、子供は強くなる。