執筆者:水口貴博

自立できる子どもに育てる30の教育法

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「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。

「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。 | 自立できる子どもに育てる30の教育法

子育てをしているお父さんお母さんに、よいお知らせです。

子どもの可能性を広げる、魔法の言葉があります。

「大丈夫」という一言です。

「大丈夫」とは、希望を与え、可能性を広げるおまじないです。

「大丈夫」という言葉を子どもに伝えるだけで、子どもは将来に希望を持ち、可能性がどんどん広がります。

「何かをしたい」と子どもが訴えるときには、親は現実的なアドバイスをする必要はありません。

子どものやりたいことには、すべて「大丈夫だよ」と答えるだけで、子どもの目は輝き始めます。

私には小学低学年のころ「機械博士になりたい」という夢がありました。

機械が大好きでたまらなく、ロボットを作るような仕事がしたいなと思っていました。

ある日、親に「将来は、ロボットを作りたい」と言うと「大丈夫。きっとできる」と言ってくれたことが、今でも忘れられません。

「大丈夫」というたった一言で、私は希望が持てたのです。

子育てが苦手な人は、子どもの話に否定的な答えをしてしまっています。

子どものやりたいことに「できるわけがないでしょ」と否定的なことを言ってしまうと、それだけで子どもはしょげてしまいます。

何もわからない子どもだからこそ、親の言葉を本気で受けてしまうのです。

親は子どもの夢に「大丈夫だよ」と答えることにしましょう。

その一言で、子どもの可能性が広がります。

自立できる子どもに育てる教育法(22)
  • 不安になっている子どもには「大丈夫だよ」と励ます。
自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。

自立できる子どもに育てる30の教育法

  1. 子どもは、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。
    感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。
    ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子どもは自立できない。
    「簡単」と答えると、子どもは自立する。
  5. 子どもは、親の真似をする。
    自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子どもは安心する。
  8. 子どもの経験を、親が横取りをしない。
    自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子どもに押し付ける親は、失敗する。
    子どもに任せる親が、慕われる。
  10. 「子どもを理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子どもと「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「ダメな子」と言うと、子どもがダメになる。
    「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子どもは自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは、親離れより子離れ。
  17. 子どもにあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くは一時の恥。
    聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。
    泣くことで、子どもは強くなる。

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