執筆者:水口貴博

テスト本番に強くなる30の方法

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テストの点数には、運の力も含まれている。

テストの点数には、運の力も含まれている。 | テスト本番に強くなる30の方法

高校2年生のときの担任は、米井先生という英語を担当する男性教師でした。

米井先生はとても厳しい先生でした。

怒るときには、大きな声で隣の教室まで聞こえるような声で怒鳴ります。

しかし、米井先生が怒るシチュエーションは、少し変わっていました。

「テストで悪い点を取ったとき」ではありません。

テストで悪い点を取ったときは「次から頑張れ」で終わります。

米井先生が本当に怒るのは「テストの答案用紙に空白があるとき」でした。

生徒の中には、知らない問題は答えの書きようがないと思い、空白のまま答案用紙を提出する人がいます。

これを、米井先生はひどく嫌いました。

「運も実力のうち」

そう断言していました。

「どんなにわからなくてもいいからとにかく空欄を埋めろ! テストの点数には運も含まれている」

たとえ、たまたま偶然で正解したとしても米井先生は「運も実力のうち」と言って許してくれます。

空欄でテストを提出する生徒がいるたびに怒鳴ります。

米井先生からの教えを受けて、私の場合、見当の付かない問題が出ても、とにかく空欄は埋めるようになりました。

適当でもいいし、勘でもいい。

空欄は確実にゼロですが、何か書けば、正解する可能性はあります。

場合によっては部分点をもらえることもあるでしょう。

たまたま正解でもいい。

運も実力のうちなのです。

テスト本番に強くなる方法(20)
  • どんなにわからない問題が出ても、とにかく空白は埋めるようにする。
「空白を埋める」という行為は、人間性を形成する基礎になる。

テスト本番に強くなる30の方法

  1. 試験当日の朝食は、いつもと同じ食事メニューにする。
  2. 問題用紙が配られている間に大きな深呼吸を。
  3. テスト本番は、新品の文房具は使わない。
  4. 問題に取り組む前に、試験全体の把握から始めること。
  5. 集中力には、一長一短がある。
  6. 確実に解ける問題から手を付けると、調子が出る。
  7. 数学の試験中は消しゴムを使わない。
    二重線で消す。
  8. きれいな字を書くことに、神経質になりすぎない。
  9. 試験中に継続できるだけの集中力を、普段から養っておく。
  10. 模擬試験を受けた直後こそ、復習のベストタイミング!
  11. 4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。
  12. わからない問題に、いつまでも執着しない。
  13. 本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。
  14. 試験の結果が悪い理由を、睡眠不足のせいにしない。
  15. 問題を解き始める前の、大きな問題がある。
  16. 部分点が取れる問題でした悪あがきで、合否が決まることもある。
  17. 見直し時間は、解ける問題が確実に回答できているかを確かめる。
  18. 問題用紙にどんどん書き込みをする人が、試験でも高得点を得る。
  19. 本試験では、学力だけでなく、慣れも反映される。
    アウトプットの練習をせよ。
  20. テストの点数には、運の力も含まれている。
  21. 「空白を埋める」という行為は、人間性を形成する基礎になる。
  22. 試験前には、リズムを朝型に戻す。
  23. ティッシュとハンカチは必ず持参。
  24. 模擬試験の受験料は、自分の財布から出す。
  25. 集中力を奪われる、鉛筆の音。
  26. 模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。
  27. 当日失敗しないために、試験会場までの下見はしておくこと。
  28. 悪あがきは、まだ諦めていない熱意だ。
  29. 試験が始まる前から、心理的に優位な状況を作り出す方法。
  30. 最後の限界ぎりぎりまで諦めない人が、合格する。

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