執筆者:水口貴博

心も体も若返る30の生活習慣

22

満員電車で手足の自由がなくても、頭の中の自由だけは残っている。

満員電車で手足の自由がなくても、頭の中の自由だけは残っている。 | 心も体も若返る30の生活習慣

私は会社の通勤のときに、電車に乗ります。

ちょうど通勤ラッシュの時間帯は、まさに缶詰のように満員電車になります。

息苦しく押しつぶされそうで車内は、蒸し暑くて居心地は最悪です。

当然、座席に座れることはあり得ません。

新聞を開いて読むことはおろか、読書もできません。

生き地獄とは、まさにこのことです。

しかし、ここで「満員電車の中では何もできない」と考えるのはよくありません。

満員電車の中でもできることがあります。

頭の中です。

どんなに空間的に密集していても、頭で考えるスペースはあるはずです。

満員電車の中で手足が動けないときには、頭の中を動かしましょう。

たとえば、今日のスケジュールについて考えてみます。

出社後の仕事の優先順位を考えたり、やり残している仕事について進め方を考えたりなどできるはずです。

また、週末の予定を考えたり、恋人の誕生日のプレゼントを何にしようかと考えたりすることもできます。

電車の中がどんなに密集していても、頭の中だけは自由に動かせる余裕が残っています。

手足を動かす自由がないときには、頭の中を動かせばいいだけです。

そう考えると「満員電車の中だから何もできない」とは言えなくなるはずです。

また、満員電車の中はたしかに環境が悪いですが、考え方によってはユニークな環境です。

世界でも、日本ほど満員電車の激しい国はないと言われます。

日本が世界一ですから、今自分は世界でもまれな経験をしていると思えば、不思議と苦痛も快感に変わります。

あらゆる環境を前向きに捉えればいいのです。

心も体も若返る生活習慣(22)
  • 手足が動かす空間的余裕がなければ、頭の中を動かす。
口角を変えるだけで、印象はがらりと変わる。

心も体も若返る30の生活習慣

  1. 懐かしい音楽は、現代のタイムマシン。
  2. ハイテンポの音楽を聴けば、気持ちよく朝をスタートできる。
  3. 顎をあと2センチ上げるだけで、視界に入る景色は変わる。
  4. 「後から調べよう」と頭で覚えるのではなく、具体的にメモを取る。
  5. 人の忠告は素直に聞こう。
    頑固は老化への入り口。
  6. 積極的に外出すると、刺激によって若返る。
  7. 節約の長所と短所に、メリハリをつけよう。
  8. 本は衝動買いをしてもいい。
    ただし、買ったその日のうちに読み始めること。
  9. いつもより明るい服を着ると、身も心も若返る。
  10. 新陳代謝は皮膚だけではない。
    洋服も新陳代謝ができる。
  11. 新鮮な水を飲んで、心も体もリセットしよう。
  12. 教室に通えば、知識も美意識も向上する。
  13. 悪態をつく人とは、さようなら!
  14. 尊敬できる人を見つけようとする習慣とは、意識を上向ける習慣。
  15. 自分の体を使って、どう生きるかが重要だ。
  16. フレッシュな果物には、命が宿っている。
  17. 勉強が当たり前の習慣になっている人は、いつまでも若々しい。
  18. 目標がある人は、いつまでも若い。
  19. ゴールに向かっているうちは大丈夫。
    ゴールを達成できたときが危ない。
  20. 買い物の失敗は、授業だと考える。
    失った金額は、授業料だと考える。
  21. 普段着こそ、あえてランクの高い服を着る。
  22. 満員電車で手足の自由がなくても、頭の中の自由だけは残っている。
  23. 口角を変えるだけで、印象はがらりと変わる。
  24. 玄関のドアを開けるとき「今日も素晴らしい日にしよう」と口ずさむ。
  25. 生活の中に鏡がある人は、老けにくくなる。
  26. 便利な道具とは、さようなら。
  27. メールが普及しすぎた今だからこそ、手書きの手紙の温かさがよく伝わる。
  28. 同世代以外の友人を作ろう。
  29. セックスの話をしている恋人夫婦ほど、仲がよくなる。
  30. お風呂の工夫で、体と頭の健康を同時に保つことができる。

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