執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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非常識に考えて仕事をする。

非常識に考えて仕事をする。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

突然ですが、あなたにクイズです。

「生まれたときは1つも持っていなくて、年を取るほど持つものは何でしょうか」

答えは単純です。

「常識」です。

大人になるにつれて、常識や知識が増えていき「当たり前の行動」が得意になります。

「常識のある行動をしろ」と言われれば、すぐできます。

大人ほど、得意です。

朝に顔を洗い、人と挨拶をして、しわのないスーツを着て、仕事を真面目にします。

こうした常識ある行動は、大人になるほどすぐできます。

しかし「ばかなことをしろ」と言われると、できません。

大人ほど苦手です。

これまで培った知識や分別といった常識が頭にこびりついているため、当たり前の発想しか浮かびません。

非常識な行動は、大人になるほど難しいことです。

しかし、できる大人は評価されます。

仕事ができる人は、非常識に考えて、仕事をしようとします。

本当に評価されるのは、常識を破った仕事をしたときです。

仕事ができる人は、今まで誰もしたことのない発言を職場でします。

仕事の改革を生むために、今までの仕事のルールを破ろうとします。

誰もがやっている仕事はあえてせず、誰もがやっていない仕事をしようとします。

常識破りの仕事をするからこそ「この人は違う」と評価され、偉業が生まれます。

天才バカボンの生みの親である赤塚不二雄さんは、漫画の常識を変えました。

真面目な漫画は多かったですが「ばか」を徹底的に題材にした漫画を書きました。

ばかなことを題材にした漫画を書くと言っても、実は大変です。

常識のあるネタはすぐ思い浮かびますが、非常識なネタは、知識や分別が頼りにならないため、なかなか思い浮かびません。

私がばかな漫画を読んで驚くのは、ストーリーより「作者は、こんなばかな発想がよく思い浮かぶな」というところです。

「アイデアをひねり出すために、1日中こんなことを考えているのか。自分にはとても真似できない」と感服してしまいます。

仕事とはいえ、ばかなアイデアは非常識なので、大人には難しいことです。

常識ある人には絶対に思い浮かばないようなばかな発想ができるところに「この人はほかの人とは違う」と感じるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(21)
  • 常識を破る仕事をする。
あえて、他人の意見を聞かない。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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