執筆者:水口貴博

できる人が実践している30の秘密の仕事術

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夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。

夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。 | できる人が実践している30の秘密の仕事術

日本の学校の夏休みでは「夏休みの宿題」が恒例です。

およそ1カ月間の休暇中にしなければならない宿題が、山のようにあります。

私も小学生のころから、夏休みの宿題には何度も悩まされてきました。

そんな夏休みの宿題について、ほかの生徒たちの取り組み方を見ていると、あることに気づきました。

勉強ができる人ほど、なぜか、夏休みの宿題を早く終わらせています。

驚くべきことに、夏休み前に夏休みの宿題を終わらせているという猛者までいました。

その人は、学年でトップの成績でした。

男子でも女子でも、どの学年でも共通して見られる傾向でした。

勉強ができるから、手を付けるのが早いのではありません。

手を付けるのが早いから、勉強ができるようになりました。

早めに問題に着手することで、自分の弱点も早く見つけることができます。

早い人ほど時間に余裕があるため、弱点への対策を立てやすく、結果として学力が上がってしまいます。

仕事ができる人は「早ければ早いほど有利」ということを、潜在的に気づいています。

初めから100パーセントを目指さず、復習によって100を目指そうとします。

間違えるのは誰でも同じです。

大切なことは、間違いを改善できる時間があるかどうかです。

夏休みの宿題に早く着手する人は、取り組みが早いので、弱点に早く気づき、間違ったところも早く穴埋めができます。

十分な時間があれば、どんな弱点も補てんが利きます。

これは学生だけでなく、社会人でも同じです。

仕事ができる人ほど、仕事に着手するのが早いのが特徴です。

できる人は、初めから100パーセントを目指さず、とにかく早く手を付け始めます。

そうすることで、ミスをしたとしても、改善する時間があるため、納期までに仕上がることが可能になります。

一方、仕事のできない人ほど、ゆっくりやろうとします。

ゆっくり丁寧にすることが、仕事の質を上げることだと思っています。

たしかにゆっくり丁寧に仕上げようとする姿勢は素晴らしい。

しかし、人間ですから、必ずどこかでミスが発生します。

ゆっくり丁寧に進めると、ミスをしたときに改善する余裕がなくなり、結果として仕上げが甘くなるのです。

できる人が実践している秘密の仕事術(18)
  • 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
あえて、他人の意見に同調する。

できる人が実践している30の秘密の仕事術

  1. 資本主義社会の基本ルールが、一流になるルールだった。
  2. あえて、いい人にならない。
  3. 1次会に参加しても、2次会には参加しない。
  4. 仕事ができる人は、いつも同じ服ばかりを着ている。
  5. あえて説明書を読んで、意外な操作を覚える。
  6. あえて、誰もやっていないことをする。
  7. うまくいく方法だけ学んで満足しない。
    うまくいかない方法も学ぶ。
  8. 忙しいからこそ、あえてしっかり睡眠を取る。
  9. いかに持つかより、いかに捨てるか。
  10. 1冊の本を集中して読まない。
  11. あえてやる気を出さない時間を作る。
  12. あえて、たくさんの仕事を抱え込む。
  13. あえて、事前準備は直前にすると、底力を発揮できる。
  14. 仕事のできる人は、あえて神様を信じない。
  15. あえて素直に信じないから、真実に気づける。
  16. 仕事ができる人ほど、会社を頼りにしない。
  17. 間違えにくい問題より、間違えやすい難問を選択する。
  18. 夏休みの宿題は、夏休み前に終わらせる。
  19. あえて、他人の意見に同調する。
  20. 軽い空腹感は、仕事を成功に導く鍵。
    重要な仕事の直前は、満腹より、少し空腹がベスト。
  21. 非常識に考えて仕事をする。
  22. あえて、他人の意見を聞かない。
  23. あえて計画を立てないからこそ、いい計画が立てられる。
  24. あえて、言い訳をすることで評価される。
  25. 大切な話のときほど、雰囲気を大切にする。
  26. やらないことを決め、リストアップする。
  27. 水を大量に飲むことは、意外な仕事術の1つ。
  28. 仕事ができる人は、諦めが早い。
  29. よく知っていることでも、あえて「知っている」とは答えない。
  30. 仕事ができる人ほど、あえて学校に通わない。

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