執筆者:水口貴博

遅刻癖を直す30の方法

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初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。

初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。 | 遅刻癖を直す30の方法

待ち合わせ場所に行くとき、2パターンあります。

  1. 行ったことがある場所
  1. 初めて行く場所

待ち合わせ場所に向かうとき、それぞれに応じて行動パターンを変えたほうがいいでしょう。

まず行ったことがある場所なら安心感があるでしょう。

すでに交通ルートがわかっているので、比較的スムーズに行けるはずです。

「この道を通ればいい」「ここを曲がればいい」と素早く判断できます。

少し戸惑うことはあるかもしれませんが、大きく外れることはないでしょう。

記憶が断片的であっても「見れば思い出す」という状況があるはずです。

問題なのは、初めて行く場所です。

初めて行く場所は、初めて通る道が多いため、移動スピードが遅くなりがちです。

きょろきょろしながら歩いたり、道や曲がり角を1つずつ確認したりなど、もたもたすることが多くなるでしょう。

地図があって交通ルートがわかっていたとしても、そこを通るのは初めてなので安心できません。

「うっかり行きすぎてしまう」「うっかり目印を見落としてしまう」といったこともあるはずです。

複雑な道なら、途中で迷子になる可能性もあるでしょう。

いったん迷子になると、あたふたしてしまい、ますます遅れがちになります。

そのため、初めて行く場所は「30分前の到着」を基本としてください。

早すぎるように感じるかもしれませんが、初めて行く場所なら、このくらい慎重になっておくほうがいいでしょう。

十分な余裕を持って出発すれば、時間のロスが少々あっても間に合います。

たとえ行ったことがある場所でも、ほとんど記憶がないなら、初めて行く場所と同じく30分前の到着を心がけましょう。

方向音痴のため、30分前では安心ができないなら、40分前や50分前の到着を心がけるのも悪くありません。

「初めて行く場所」「方向音痴」のほかに「夜間」や「悪天候」という条件が加わるなら、1時間前の到着も検討してください。

このルールは、ビジネスだけでなく、プライベートでも同じです。

「ビジネスだから慎重になる」「プライベートだから適当でいい」ということはありません。

時間を守ることは信用に関わる行為です。

早めの到着は、ビジネス・プライベートにかかわらず、常に意識しておきましょう。

遅刻癖を直す方法(9)
  • 初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。
  • 方向音痴なら、40分前や50分前の到着も検討する。
悪天候のときは、普段より早めに出発するルールを作っておく。

遅刻癖を直す30の方法

  1. 時間厳守は、社会の基本。
    遅刻とは、あなたの信用を失う行為。
  2. 遅刻癖は、性格の問題ではなく、癖の問題。
  3. 余裕を好きになることが、遅刻癖を直す第一歩。
  4. 真剣に遅刻の悪影響を考えることは、遅刻癖の改善につながる。
  5. 遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。
  6. 遅刻癖の本当の原因は、重要と思っていないことにある。
  7. 遅刻をして、恥じない人がいる。
    遅刻をして、反省する人がいる。
  8. 「ぎりぎりに到着するのがよい」と考えるのではない。
    「余裕を持って到着するのがよい」と考えよう。
  9. 初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。
  10. 悪天候のときは、普段より早めに出発するルールを作っておく。
  11. 遅刻癖を直すポイントは、起床時間ではなく、就寝時間。
  12. 「スムーズに移動できる」と考えるのではない。
    「何かあるかもしれない」と考える。
  13. 腕時計を身につけることで、あなたは時間の主人になれる。
  14. 時計の数を増やして、時間を意識する機会を増やそう。
  15. 早めの時間を思い込めば、早めの行動を促せる。
  16. 時計を早めておけば、自然と早めの行動を促せる。
  17. スヌーズ機能は、遅刻癖のある人にとって必須の機能。
  18. 遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。
  19. 「1人待ち合わせ」で、遅刻癖を直す練習をしよう。
  20. 遅刻した人を反面教師にすれば、遅刻をされた経験も無駄にならない。
  21. 移動時間だけでは不十分。
    出かけるまでの準備時間も考慮しておこう。
  22. 当日に準備をするのではない。
    前日までに準備を済ませよう。
  23. 時間を守れた記録をつけると、遅刻癖が直る。
  24. 暇つぶし用のアイテムを準備しておけば、早く着いても安心。
  25. 遅刻癖の原因は、自分の中にあるとは限らない。
    自分の外にあるかもしれない。
  26. 無理なスケジュールは、遅刻のもと。
  27. 「遅刻癖が自然に直った」という言葉をうのみにしない。
  28. いっそのこと職場の近くに引っ越してみる。
  29. 遅刻癖に異常が見られるなら、ADHDの可能性を疑ってみる。
  30. 「いつか遅刻癖を直そう」と考えるのではない。
    「今から遅刻癖を直そう」と考える。

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