執筆者:水口貴博

遅刻癖を直す30の方法

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遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。

遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。 | 遅刻癖を直す30の方法

遅刻癖の人に足りないものがあります。

それは「感謝の気持ち」です。

感謝の気持ちを持つことが、遅刻癖とどう関係しているのか、疑問に思うでしょう。

実は、遅刻癖のある人は、待ち合わせ相手に対する感謝が希薄になっています。

待ち合わせのとき、相手はあなたと会うため、わざわざ時間を割いてくれます。

忙しいにもかかわらず、スケジュールを調整して、時間を空けてくれます。

時間は、お金より貴重です。

お金は失っても後から取り返せますが、時間は失ったらもう取り戻せません。

貴重な時間をあなたのために割いてくれるのですから、それがわかっていれば、時間厳守の気持ちも強くなるはずです。

ところが遅刻癖のある人は、相手に対する感謝の気持ちが希薄です。

「ありがたい」という気持ちがない、もしくは小さい状態です。

時間を決めて会うことを「単なる待ち合わせ」という程度でしか考えていません。

相手に感謝の気持ちがないと、時間厳守の意識も低下します。

「友人だから少し遅れてもいいだろう」

「少しくらい遅刻しても許してくれるよね」

「自分のほうが年上だから、遅刻しても問題ない」

「優しい人だから、遅刻しても怒らないだろう」

結果として、遅刻してしまうのです。

遅刻癖を直すなら、まず感謝の気持ちを持ちましょう。

「自分のために貴重な時間を割いてくれた」

「時間を作ってくれてありがとう」

「相手の配慮に報いたい」

感謝の気持ちを持てば、自然と時間意識が高まり「きちんと時間を守ろう」と思えるようになるはずです。

感謝の気持ちがなくて困ることはあっても、あって困ることはありません。

相手に感謝の気持ちを持てば持つほど、時間厳守の意識も高まります。

相手が優しい人だから遅刻してもいいということもありません。

相手はにこにこしていても、内心はむっとしていることもあるでしょう。

たとえ相手が嫌いな人であっても、心がけは同じです。

時間を決めて人と会うときは、相手にかかわらず、常に感謝の気持ちを持って、時間厳守を心がけましょう。

会ったときには、頭を下げ、にっこりほほ笑むことです。

感謝の気持ちを持つことが、遅刻癖を直す基本です。

遅刻癖を直す方法(5)
  • 時間を割いてくれる相手に対して、感謝の気持ちを持つ。
遅刻癖の本当の原因は、重要と思っていないことにある。

遅刻癖を直す30の方法

  1. 時間厳守は、社会の基本。
    遅刻とは、あなたの信用を失う行為。
  2. 遅刻癖は、性格の問題ではなく、癖の問題。
  3. 余裕を好きになることが、遅刻癖を直す第一歩。
  4. 真剣に遅刻の悪影響を考えることは、遅刻癖の改善につながる。
  5. 遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。
  6. 遅刻癖の本当の原因は、重要と思っていないことにある。
  7. 遅刻をして、恥じない人がいる。
    遅刻をして、反省する人がいる。
  8. 「ぎりぎりに到着するのがよい」と考えるのではない。
    「余裕を持って到着するのがよい」と考えよう。
  9. 初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。
  10. 悪天候のときは、普段より早めに出発するルールを作っておく。
  11. 遅刻癖を直すポイントは、起床時間ではなく、就寝時間。
  12. 「スムーズに移動できる」と考えるのではない。
    「何かあるかもしれない」と考える。
  13. 腕時計を身につけることで、あなたは時間の主人になれる。
  14. 時計の数を増やして、時間を意識する機会を増やそう。
  15. 早めの時間を思い込めば、早めの行動を促せる。
  16. 時計を早めておけば、自然と早めの行動を促せる。
  17. スヌーズ機能は、遅刻癖のある人にとって必須の機能。
  18. 遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。
  19. 「1人待ち合わせ」で、遅刻癖を直す練習をしよう。
  20. 遅刻した人を反面教師にすれば、遅刻をされた経験も無駄にならない。
  21. 移動時間だけでは不十分。
    出かけるまでの準備時間も考慮しておこう。
  22. 当日に準備をするのではない。
    前日までに準備を済ませよう。
  23. 時間を守れた記録をつけると、遅刻癖が直る。
  24. 暇つぶし用のアイテムを準備しておけば、早く着いても安心。
  25. 遅刻癖の原因は、自分の中にあるとは限らない。
    自分の外にあるかもしれない。
  26. 無理なスケジュールは、遅刻のもと。
  27. 「遅刻癖が自然に直った」という言葉をうのみにしない。
  28. いっそのこと職場の近くに引っ越してみる。
  29. 遅刻癖に異常が見られるなら、ADHDの可能性を疑ってみる。
  30. 「いつか遅刻癖を直そう」と考えるのではない。
    「今から遅刻癖を直そう」と考える。

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